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日本独自デザイン・アルバムジャケット特集 Part-10

<R&B ベスト・コレクションVol.1 メンフィス・サウンド>
70年代のこの手のソウル系コンピをやりだすともうキリが無いくらいあるのですが、始めて”Hi Sound”をまとめて紹介した記念すべき1枚であり、ジャケットの良く分からないインパクトから取り上げました。72年キングからの発売で”Hi”といえばアル・グリーン、アン・ピープルズの定番からドン・ブライアント(例の日本編集の有名なフル・アルバムはこの後75年に出ました)、オーティス・クレイ(まだ、あのフル・アルバムはこの時点では出ていません)、からデヴィッド・デューク、エディ・マギーとういうオブスキュアまでを収録。”Hi Sound”を一気に有名にしたコンピ<メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクション>は上記ドン・ブライアント盤と共にこの後75年に出ています。
<メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクション Vol.1>
これが、上に書いたキングから75年に出た"Hi Sound"をまとめた伝説(?)のコンピ。
とにかく収録曲が凄いの一言。クワイエット・エレガンスのジェイムズ・カーのカバー"You've got my mind messed up"から始まる12曲、もうあの甘く、ディープな"Hi Sound"の真髄が詰まっています。
ジャケットは湯村画伯率いるフラミンゴ・スタジオの手になるもの。、第2集は銀色のジャケで第1集同様のコンピ、今は手放してしまいましたが第3集がピンクの銀紙ジャケでドン・ブライアントのフルアルバムでした。
<メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクション Vol.2>
で、これが第2集です。Quiet Elegance、Phillip Michellが各3曲、Gene Andersonが2曲、その他Bobo Mr.Soul、Teacher's Edition等渋いところも入っています。
<メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクション Vol.4>
題が<栄光のメンフィス・サウンド>。3集までとちょっと違って、本盤は”Hi”レーベルの傘下”Pawn”レーベルのシングルを集めたものです。ウィリー・クレイトンが筆頭アーティストで7曲、そのほかSweet系のシルク・ストーム、女性ディ−プ・グループノウン・ファクツ、Funk系メンフィアンズが夫々2曲収録されています。第4集にいたってジャケット・デザインは何故かフラミンゴ・スタジオではありません。
<ソウル・オン シカゴ・サウンド Vol.2>
今となってはVol.1がどのような内容だったのかは覚えておりませんが、余り評判は良くなかった(要はありきたりだったのでしょう)記憶あり。それに引き換えVol.2は大絶賛されていました。Chess、Checker、Cadetのシングル・オンリー曲ばかりをLP化したもので、今聴いてもまったく凄い内容のコンピです。キップ・アンダーソン、ビリー・ヤング、サム・ディーズ、ローラ・リー、ウィリアム・ボリンガー、モーリス&マック..Deep Soulの極みです。ジャケットもムード一杯。フラミンゴ・スタジオ一派の制作でしょう。日本ビクターから72年に発売されたものです。
<ブルース・アンド・ソウル・フロム・ルイジアナ>
69年頃だったでしょうか、キングレコードから<”熱い想い”ソウルバラード集>なるコンピが出されました。これこそソウル・ファンの間で今も語り継がれる伝説のDeep Soulコンピ。ルイジアナのJewel系のシングルを集めた本盤は同じキングから72年に出されたその続編というかリメイクといっていいもので、何曲かはダブリます。ジョー・バレンタイン、ボビー・パウエル、クレイ・ハモンド、テッド・テイラー、バーバラ・ウエストに看板アーティストのリトル・ジョニー・テイラー。タイトルにあるブルースとはリトル・ジョニー・テイラー等が歌う”ゴスペル・ブルース”を差すもので、当時のギター主体の所謂モダン・ブルースを聴き慣れた耳にははなんでこれがブルースなの?と疑問を持ったものでした。
<ブルース・フロム・ルイジアナ>
で、こちらは上記のブルース版です。同じく原盤はルイジアナのJewel。ライナーによるとJewell系のレコードがまとまって日本で出たのはこのシリーズが初めてだそうです。エルモア・ジェイムズ(3曲収録のうち2曲は実は別人)、ペパーミント・ハリス、ライトニン・ホプキンス、フランク・フロスト、リトル・ジョー・ブルーから当時はまだ若手といわれていた、ワイルド・チェリー・バトラー、そして珍しいところではレイフル・ニールが収録されています。Jewel(Paula、Ron、Whit)系列はその後は80年頃にP-Vineでまとまって出されるまでは我が国ではご無沙汰のレーベルでした。
<フィラデルフィア・ソウルの魅力>
70年代はディスコ・ブームもあってこんな内容、ジャケのコンピがそれこそ山のように出ました。そんな中で、キラッと光るのが本盤。素晴らしいジャケ・イラスト・デザインはまたしてもというか当然というか川村先生。Abco原盤でセールス的には当時(73年)デビューしたてのスタイリスティックスを目玉にしていますが、L.J.レイノルズ&チョコレート・シロップ(Great!)、プレミアーズからドニー・エルバート、リトル・アンソニー&インペリアルズまでなかなかの選曲です。
<リズム・アンド・ブルース・デラックス>
69年に東芝が出したR&B集。まるでムード・ミュージックのジャケット(このテのフェロモン・ジャケは嫌いじゃないです)ですが、中身は本物のR&B。ヒット曲はアル・ウィルソンの”スネーク”(名曲!!)、ブレントン・ウッドの”ギミ・リトル・サイン”ボビー・ウーマックの”夢のカルフォルニア”。そのほかはディー・クラーク、フィフス・ディメンション、ビリー・ラーキン&デリゲイツ、それにセンセイションズとプレイヤーズなるバンド。Liverty系のR&Bなのでチョット軽め揃いですね。
<リズム・アンド・ブルース・デラックス (バック・カバー)>
で、これは上記の裏ジャケ。
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