2003年10月10日
 

 8月23日から24日にかけて、横浜市内で行われた「第7回関東・東海・近畿『定通父母の会』交流会」を実行委員会の中心スタッフとして支えた実行委員長から、当ホームページに集会の模様を伝える文書が届きました。
 以下に資料として紹介します。

 

       第7回 関東、東海、近畿「定通父母の会」交流会

        〜生徒、父母、教師が夜間定時制高校の良さを語り合って!

                  定通父母の会よこはま集会実行委員長                                          沢崎 三郎

 今年の夏は冷夏といわれるほど雨が毎日のように降り蝉の声も聞くことができませんでした。しかし、8月23、24日の神奈川県横浜市はめずらしくも晴れ気温も34度と本来の夏らしい暑さとなりました。

 この日、横浜の潮風が漂う桜木町紅葉坂の「いせやま会館」にて第7回関東・東海・近畿「定通父母の会」交流会が開催されました。それも民主的な教育が遅れているといわれている神奈川県ではじめての全国的な「定通父母の会」交流会で歴史的にみても大きな意義のある大会です。

 大会には神戸、大阪、京都、愛知、神奈川、埼玉、が参加、初日の活動報告がなされたが今回は「父母の会」以外の一般の方々にも参加を呼びかけたことで75名にもなり(東京、千葉からの参加者あり)会場では椅子が足りないほどなり熱気が立ち込めた中での報告会となりました。全体的にはどの府県も各地域の夜間定時制高校がつぶされ三部制の定時制高校を1校を立ち上げていく教育行政の報告がなされ、これらに「父母の会」がどのように対処し運動していくか、その方向性についての話が数多く出されました。

 後半の分科会では「夜間定時制の統廃合について」と「定時制の魅力について」の二つのテーマに分かれて討論を行いました。やはり直接に教育環境の利害にかかわる生徒や父母の体験談や怒りは現実的な問題として説得力があり関心を呼びました。

 夜の懇親会では各府県のおもしろい出し物が披露され「その地方の美味しいものを食べて、楽しんで元気をもらおう」という基調ムードで懇親を深めました。

二日目のシンポジュウムでは「わたしたちの望む定時制とは」をテーマに生徒、父母、教師がパネラーとなって自分たちの立場からみた夜間定時制の良さを語りあいました。「4年間というゆっくりとした教育が自分には合っている」という生徒さん、「夜間定時制高校がほんとうの教育の原点」と語る教師、「子供と葛藤しながらも定時制高校を選び、ほんとうによかった」と涙ながら語る母親に会場からはもらい泣きする人や大きな拍手を送る人がいました。

 交流会は二日目の昼で全日程を終了し「次は大阪で会いましょう!」と約束し合い閉幕しましたが、この後のオプションツアーには35名も参加し中華街で食事をしながら今回の交流会について歓談し、山下公園から船に乗り「みなと横浜」を満喫して解散しました。

 この交流会の全体を通して考えることは、決して派手な運動ではないしすぐに結論が出る簡単なことでもないが「夜間定時制高校」という素晴らしい教育の原点を守り、「ひらかれた学校づくり」を押し進める運動をしていることに勇気と元気をもらった2日間でありました。

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