TOEFL CBT情報

(2000年の情報です)

　POWERPREP (R.) Softwareを試してみて

本年10月からTOEFLがCBT化されますが、現在ETSよりPOWERPREP(R) Software version 1.0がETS On-line Storeおよびカウンシルから購入できます。使用感を情報として掲示します。

1. Listening Section & Structure Section

• CBT本試験と同様にヘッド・ホーンから流れる音質は悪いです
  • アンプ付きスピーカーでは音質はよいです
• Computer Adaptiveです

2. Reading Section

• 本試験と異なり通常のPaper-Based Testingの問題が多かったです
• [Test 2]では、CBT対応問題も多かったように思います

3. 休み時間について

• 5分に変更になります(6/18/00)

4. Test 1, 2のあとの点数表示

• Writingが点数が分かりませんので、得点レンジが示されます。おおむね、実力を反映する得点が出ています。

5. 購入した方が良いかどうか?

• 絶対に購入した方が良いでしょう。ただし、解答の説明や何番を間違えたということが分かりません。
• 今までの良いテキストはそのまま使用してください。十分に対応可能です。

6. Test 1および2には概ね3つのテストセットが含まれていますので、何回でも試す事が出来ます。

[注意点]
2台のPC(IBM, Sotec)において途中でフリーズしました。若干のバグがあるかもしれません。その場合には再起動をかけて該当するテストをクリックし、resumeを選択してください。続いて試験を継続できます。この状況は3回おきました。なお、画面はあらかじめ[640 x 480]に設定しておくことをお薦めします。それ以外ですと、文字切れや、画面表示に乱れが生じます。

なお、私はETSからお金をもらっていませんから、この件に関するメールを戴いても御返事はいたしません。

POWERPREP is a registered trademark of Educational Testing Service.

　TOEFL SAMPLERを試してみて

1. Listening Comprehension

• 難易度は変化なさそう(現行のTOEFLの練習で問題なし)
• 静止画が臨場感を醸し出す。talkとlonger conversationでは画面表示がきれいでよいが、慣れないと集中力を逆に欠いてしまう。目を閉じて会話に集中しない方が良い。talkにおいて特に画像自体が答えに関連する可能性がある。
• 4択以外にも順番を並べ替えたりなどの問題があり、楽しめる?!
• 指示文によっては2つ選びなさいなどの問題がある。

2. Section 2

• 難易度は以前と変わりありません。現行の勉強方法およびテキストで十分です。

3. Reading Comprehension

• 試験時間が長くなり、元の問題に戻れるために難易度はPaper-Basedより、時間制約の緩い分、楽になっているようです。

[神部所感]:
問題形式とスクロールに慣れることが大事です。Reading Comprehentionの中で、The word "???" in line ??? indicates...式の質問は、本文中で検索する形になります。とにかくCBT(CAT)を受験する方はCD-ROMで慣れることがmustでしょう。CD-ROMにはまだ問題数がそれほど多く入っていませんので、2-3回練習したら答えを覚えてしまうかも知れません。普段の練習はpaper-based testingで行えばよいでしょう。難易度としては、TWE (Writing Section)を除けば、Paper-Based Testingの勉強方法を使えます。

2000年10月からCBTに移行しました

• テストセンターの設けられない一部の地域においてはPaper-Based Testingが並行して行われますが、TWE (Writing Section)は毎回付加されます。
• 勉強方法の変更を行わなければなりませんが、基本的な部分に関しては、従来通りの勉強方法を続けてください。

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