TOEFL (R.) テストとGRE、GMATのライティングは異なるものです。それでは、その内容を見てみましょう。
[評価方法]
(1) TOEFL (R.) テストでは、2名の採点者が皆さんのライティングを評価します。
(2) GRE、GMATではCriterion (R.)形式の評価システムおよび1名の採点者が評価します。
[採点基準]
(1) TOEFL (R.) テストでは、比較的個人的な体験を重視したものとなります。そして、文法については、TOEFL (R.)テストのStructure Sectionの文法知識程度ですみます。つまり、パーソナル・レター的なものです。しかし、あまりに多くのColloquial Expressionsが含まれた文章は好まれません。中間的位置を占めると考えられるでしょう。
(2) AWAにおいては、Academic Writingの要素が強くなります。そのために、パターン化した形式で高得点を狙えると考えて構いません。また、TOEFL (R.)テストと異なり、見直す時間はありませんが、文章構成には注意を払ってCut & Pasteを行ってください。
[語数]
(1) TOEFL (R.) テストでは目標を300 wordsにしてください。250 words以上ならば5.0点台を狙えるでしょう。
(2) AWAでは、目標を500 wordsにしてください。400 wordsの前半で4.5から5.0。そして、600 wordsで6.0の得点である事を目安にしてください。
6.0サンプルをpdfファイルとして掲載しますので、参考にしてください。なお、いずれも6.0のサンプル例です。
(1) TOEFL (R.) テスト サンプル←クリック
(2) Argument Task サンプル←クリック
(3) Issue Task サンプル←クリック
TOEFL (R.) テストのライティングの詳細については、旺文社刊「TOEFL (R.) テスト パーフェクト・ライティング」およびアルク刊「TOEFL (R.) テスト 学習法と解法テクニック」を参照してください。
著作権: 神部 孝 (2003年7月3日)