「この船はまもなく青森港へ入港いたします〜
身の回りのお品を・・・・・・・・・」
という船内放送で起こされたのは５時４０分。
は？到着って７時だろ？早いよ、もう少し寝かせてくれー。
容赦なく起き始める他の乗客の物音にさすがに寝ていられず、
（だっておばちゃんたちうるさすぎ！血圧高すぎだから！ホントにもう）
しょうがなく起きて顔を洗い、
今日１日のスケジュールを会議にて決める。
午前中に野呂んちで温泉に入って、銀行行ったり、
道の駅でお土産買ったりして昼には高速に乗って帰ろうということで決着。

はたして無事本州の地面を踏みしめた(By the tyres)オレらはまず野呂んちへ。
たっぷり車に詰めないくらいのりんごのお土産をもらい、温泉へ。
せっしーと山形が入っている間に、オレと野呂はジープで銀行へ。
ってまあただまた二人で話がしたかっただけなんだけど。
そして最後にオレも風呂に入り、道の駅で昼飯とお土産を調達し、
東北道にて南下する。
ここで野呂とはおわかれ。またいつか会って語り明かそう！
始めのドライバーは今回初運転のせっしー。
みんなに「あいつにだけは運転させるな」
といわれていただけに不安いっぱい。
後部座席でシートベルトを確認し、野呂に遺言メールをして寝ることに。
起きたときにはドライバーは山形に代わっており、外は大雨。
雨で、しかも旧型のアスファルト使用の東北道にもかかわらず
ひたすらとばす山形。勘弁してくれ〜。死にたくない〜。
でもそんな山形も雨の怖さを知り安全運転に転向する機会がやってきた。
那須のＳＡに入ったそのとき！
駐車場に勢いよく入っていった山形は分岐でいつもの（？）急ブレーキ。
４輪フルロック（ＡＢＳ着いてなかったんだね（汗））！！
そのまま車はテールを振りながら分岐のガードレール向かってまっしぐら。
終わった。


そう思ったそのとき、幸運にも駐車場はアスファルトの素材が違い、
直前でグリップを取り戻したパルサーはぎりぎりで停車。
ふぅ〜
そこからは外環を出るまで山形の運転が豹変したことは言うまでもない。
外環を出たらオレの出番。都内の裏道なら任せなさい。
環八が混んでいたので、「鉄則の縦線」に入り、山手通りを左回り。
２４６に出る寸前、淡島通りに入り、せっしーをおろす。おつかれさまんさ〜。
そしてそのまま裏道を抜けぬけ、世田谷通りを経由し、２４６へ。
うちまで到着し、荷物を降ろして山形とお別れ。
降りるときに初めて気づく。
おみやげ買いすぎだから！
車と玄関を４往復してしまった。
その晩オレが爆睡したのはいうまでもない。

全体を通して、２０歳越えた個性的な人間が３人以上も集まれば、
そうそう意見なんて合うもんじゃないし、
物別れにおわることも多いんだということを改めて認識した。
そう言った点で、常に組織の中の緩衝材としての役目に徹してきた
オレにとって、いい勉強になったし、鍛えられた旅行でもあったように思う。
なんて反省はさておき、
とりあえず楽しかった〜。
久々に達成感と心地よい疲労感の残る旅行だった。