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このページでは残念ながら痛い目に会ってしまったときのことについて語ります。

 

1.夏休み −JOGのいた夏−
JOGが愛車になり1年が過ぎたころ、当時所属していたKESSのキャンプに行くため、向ヶ丘遊園地駅の公営の駐輪場にJOGをあずけ、電車にて参宮橋へ。2日後帰ってきてみるとそこには原形をとどめていない変わり果てた姿になったJOGがいた。ミラー、メーター、ウインカー、ライトと割れそうなとこはすべて割り尽くし、ナンバープレートは内側に折り込まれ、もんじゃ焼きの土手のようになっている。これひどくない?受付のおっちゃん曰く前の晩4〜5台くらいまとめてやられたらしい。とりあえず駅前交番にて被害届を出すが、捕まるわけない。おまわり曰くS修大学の連中の仕業じゃないかとのこと。結局修理代は自腹だし、自走で帰るのも危険だし。人のバイクに手を出すDQNはホント死んで欲しいよね。
<教訓>人気のないところにある原付きなどただのカモ。愛車には絶対のセキュリティを。

 

2.単車のブレーキ恐るべし−ゼファー1ヶ月にて入院−
待ちに待ったゼファーが納車されて1ヵ月たったある土曜日。多摩川土手での野球の帰り、普通に環八を流していると突然前を走行していたトラックが急ブレーキ。そのとき、ホンの一瞬のうちに色々考えた。「この状況じゃ後ろから突っ込んだオレが絶対的に悪くなる。でも停まれないだろうし、このトラックに急ブレーキ禁止項目違反は適用されるのかなetc...」結局事故を回避するため、全力でブレーキをかけてしまった。即座にFブレーキはロックして滑り出し、マシンの右前に放り出される形に。そのまま滑っていってはトラックの下敷きになりかねない。とにかく両腕で地面を押さえつけ死のヘッドスライディングは止まった。そして顔を上げるとすでにトラックは20mも先。夜じゃナンバーも見えない。ともかく右車線で寝そべっているのは大迷惑もいいとこなのでマシンを起こし、路肩に寄せる。

そこではじめてバイクと自分のキズをチェック。バイクは右を下にしてすごいGでたたきつけられたため、クランクケースカバーは3つに砕け散って路面に散り、オルタネータが剥き出しになっている。当然ステップなどどこかへ行ってしまっているし、ハンドル周りとどうやらメーターもお陀仏の様子。モリワキのマフラーも、デカールが削り取られてメーカーがわからない。

対し、人(オレ)のほうは、止まるのに使った腕は、ダウンが破れ、そこらじゅうに羽を撒き散らしている。まるで養鶏場パニックだ。そしてヒザは両方ともジーパンが破れている。めくって傷を見ると、皮はおろか(以下自粛)。

とにかくトランポがないと動かないので、買ったバイク屋にトラックできてもらった。『バイク重傷、人軽傷』といわれてしまった。とにかくせっかく整備してくれたバイクを削ってしまったことをわび、傷の応急処置をして(ガーゼ貼っただけ)帰宅。翌日店に行き、見積もりを出してもらうと、12万。それ以来怖くてフロントがかけられなくなりました。

<教訓> ダブルのフロントブレーキをあまく見るな。タイヤの性能を超えている。

3.絶対オフレコ(になってないけど)もみ消し接触
時はゼファー乗りとしても半年が経った5月。バイト先の帰り、夕方の246の出来事だった。後ろからハイビーム(だった気が..)で照らしてくるCB400SFがまぶしくて気にしていたら、突然斜め前から割り込みしてきたCARINAのケツにキュ!フェンダーの先っちょがバンパーに10cmくらいの引っかき傷を作ってしまった。横の路地に入ってとりあえず謝ろうとしたら(追突じゃこっちが100%悪いからね)、なぜか警察に連絡したがらず、示談で済まそうとしてくる。警察への連絡がないと保険も使えないのでしつこく呼ぼうとすると、相手のオヤジがやたら酒くさいことに気づいた。ぶっちゃけこんなの嗅いだことないくらいのアルコール臭がしている。「イケる」確信した。「このまま済ましたら二人とも当て逃げで御用になっちゃうから、呼びますね」認めないオヤジ。そりゃそうだ。警察が来てオレの保険で車は治ったとしても、その時当の本人は飲酒事故で免許取り消し&欠格期間中。結局、どちらも大して車に傷はないし、当然怪我もしてないということで、両成敗。というか酒くさいことがばれた時点でオヤジは車の傷はどうでもいいから早く帰りたげだったけど。やぱり飲んだら乗るな、いい気分で運転なぞしてたらミラーのバイクも見落とすぞ。というオレも前方不注意(誤爆
<教訓>暗いときのミラーの中身などライトしか見えなくて当たり前。うしろに車がいるのかいないのかを見るだけにしておけ。
事故ってもパニックにならず、常に冷静に状況を把握しろ。

 

4.ベンツオーナーともなると保険屋もこうです
21歳の誕生日を迎えた翌日、自由が丘からの帰りの環八が始まりだった。オレは左車線を走行していたのだが、右前を走っていたベンツがいきなり左のファミレスにダイレクトイン。完全に進路をふさがれたオレはなす術もなく激突。左リアクオーターに3本の爪あと。フェンダーとハンドルとミラーがあたったようである。そのままハンドルと車に挟まれた指を抜こうとしたら、そのままアクセルが開き、ブオーン。中のおばさんがびっくりしてキョロキョロしている。どうやらぶつかられたことにすら気づいていない様子。今回はそのまま警察を呼び、現場検証をしてもらって、挟んだ指は我慢して物損扱いで終了。

と思いきや問題はそのあとに待っていた。その晩相手の保険会社の代理店を名乗るヤツが電話をしてきた。早い話が専門的ぶって話をまくし立て、こちらに非を認めさせて全額払わせようという、救いようのない作戦。あまりにルール違反がすぎたので晒します。外資系保険AIUです。話は戻るがそんな電話で「はいごめんなさい」などと謝る俺ではない。逆ギレしてそっちこそ進路妨害で全額払えと言い返す。事実、ベンツの後ろに傷がついていたなら少なからず俺の過失割合が相手のそれを上回るが、傷は車体の横である。立派な進路妨害が成立する(自動車保険に明るい友人曰く)。結局あまりにタチの悪い保険屋に途方にくれ、超必殺技「親父」召喚を使ってしまった。あとの処理方法は詳しく書かないが(なんつったって秘奥義)、結局トドメはこちらの保険屋さんの「自損自弁」というこれまた万能ねぎのような技で、一文も払わず、しかも事故点数もつかずに終了した。

お父さん、保険屋さんありがとうございました。

<教訓>保険屋が直接電話をかけてくることなんて反則もいいとこ。
反則には超必殺技で対応せよ。

 

5.暖気が必要なのはエンジンだけじゃありません
前回の事故からはや半年、2001年も年の瀬、12月29日の出来事です。バイトを終えて深夜の帰宅。冬なのでエンジンの暖気を十分にし、走り出すと、2つ目の交差点でいきなりリアがスリップダウン。多摩堤通りと二子橋のあの大きな交差点です。しかも窃チャリの検問やってるお巡りの目の前で。すぐさま起き上がり、路肩でお巡りとともに負傷チェック。バイクは左ウインカーとライトリム、グリップエンドが削れた程度。人もヒザがいつもの骨ストッパー(削り傷が骨で止まるヤツね)。

家に帰り自分で洗浄と消毒、外傷薬と病院用ばんそうこうで処置。もうなれちゃった。次の日もバイトの友達後ろに載せてバリバリ走ってたし。修理も3000円くらいで済んだ。

 

<教訓>冬はたいやの温度にも敏感たれ。ミシュランでなくともタイヤは固くなる。

6.本末「転倒」
最後にコケてからたった2ヶ月。またやりました。その日はNAPSにフロントフォークのスタビライザとステアリングダンパーを購入するため行った。すると、到着5秒前の店の前の交差点で砂が大量に浮いていた。気づいたのだが、あまりに直前過ぎて対応できず、バンクしたまま砂をふみガッシャーン。その日は新品のウインカーとライトステーとその工具を買って帰ってきてしまいました。なんのために行ったのか。

ちなみにその日は店員であるぺーにょさんもとなりの道でスリップダウン。右半分半壊してました。ちなみにその半壊はなお、わがFZSのフロントカウルに受け継がれている(←治せ)。

<教訓>大雨の後の路面は乾いてたとしても注視せよ。何かしら流されてきているぞ。