デジカメ改造

      Che-ez!  SPYZ デジカメの改造                                               2004/06/27
     メモカメラとして結構使えるおなじみChe−ez!をグレードアップ。

     固定焦点なのでピンの良いのは5、60センチの距離までです。
     そこでもう少しアップも撮れるように改造しました。

      Webを参考にUSBでニッカド電池を充電出来るように加工しておきます。
      アルカリの方が持ちは良いですが省エネタイプに!

     始めにレンズのヘリコイドが軽く動く事と、近距離用に繰り出しても前カバーに当たらないことを確認
     してから前カバーに切込みを入れます。

      
     切込みはホビー用金鋸で周りに傷をつけないように、まわりにガムテープなどを貼り作業します。

      ピント合わせレバーはこれで作ります。
     やはり金属加工品でと考えましたが、適当な弾力が有り、カッターで簡単に切れます。
     おまけに接着剤付きと3拍子揃ったダイモです。

           
     フォーカスレバーは組み立ての都合長くしておき(これが大事です)後で切ります。
     組み立てる時レンズ鏡筒の前面に貼り付けます。
     左が無限の位置です。このように位置を決めテープで仮止めします。

                          右は内側でレンズ面は丸く切り抜きます。こことレンズ面が付き鏡筒を回します。
                          黒い4角は今回と無関係なただの絶縁テープです。

      
     本体に前カバーを被せレンズ手前と前カバーの間にダイモテープの切れ端などを入れよく押さえます。
     次に近接の位置迄レバーを動かして見ます。この位置で約30センチ前後迄ピントは合うようです。
     これ以上回すとレンズが繰り出し、前カバーに当たります。

      
     同じ機種でも改良型が有るようです。
レンズまわりにテーパーが有りこちらの方が逆光に多少強い。
     途中より改善したモデルがこれなのか、コストダウンのためテーパーが無くなったのか?
                

               
              今回のシルバーモデル、レンズの曇りか何か、ハレーションがかなり多く出ます。
                     て、ことで次にフードの製作です。
   
                        格安で効果ばっちり!!のゴムブッシュ。
            
(これ1個でフードが2個取れます)
            外径約9ミリ内径5ミリ金属ケースに使うHゴムです。これの片側おわん部分をカッターで
            切りゴム系接着剤でつけます。後は内径も厚みも無加工でOKです。

        
       フードの先が丸いので、引っかかって取れることも無さそうです。
       ピントレバーを適当な長さで切れば完成です。
       本来は、もう少しレバーの切れ込みが先端に有ったほうが良いのですが、この位置の方がダイモテ
       ープにテンションがかかり、ちょうど良い硬さでフォーカスできます。 
       
     

       雨の日に車中から撮影。レンズのフォーカスを変えての撮影です。左近距離、右が遠距離です。
        

                  
                 画像はRAW→JPGに変換しています。

                ←クリックで拡大
       画像は RAW→JPG 普通の明るさのキッチンでフラッシュはもちろん無しです。
        蛍光灯とタングステンのミックス光ですので、少々色補正してあります。
        このカメラでは、これより暗いとシャッターは切れません。
       
       変換ソフトのおかげ?で、画質はおもちゃカメラの中ではピカイチでしょう。
       Webカメラとして使っても画像は綺麗です。

 

                                       戻る