HOLGAお約束の改良

 

 

 

@6X6マスクに拡大
Aタケノコ巻き防止
B二回シンクロの改良
C絞りの取り付け

 

 

改造マスク、右手前が実際はカメラ の上面です。         

6X6サイズ撮影用にマスクを削りました、天地の板は補強も兼ねて残そうと思いましたがハレーション防止がしにくいので(6X4.5で使用していた時に植毛紙を貼ったらその厚み分が画面に写込む)今回は切り取ってしまいました。


マスクの下側が弱くなりレンズ側にたわむのでカメラに補強を入れ、あとは反射しそうな所に植毛紙を貼りました。

フィルム押さえは定番のテレカが無かったので倍くらいの厚みが有る弾力のある樹脂を使いました。
これをゲートのレール上にスプライステープで上部のみ貼ります、半透明のため赤窓を塞いでも大丈夫です。
同じ材料を巻上げスプールにテンションが掛かるようにボデーに貼りました。
何とフイルム室には金型を削り取った跡が有り、ちょうどその位置に取り付けました。


あとはストロボ使用時に2回発光しないようシャッターのシンクロ接点を改造します、シャッターの戻り時にシンクロしないよう小さなプラ部品を取り付けて接触具合を調整するだけでOKです。
すごく大雑把な発想ですがシンプルなHOLGAにはピッタリの仕掛けです。

 

最後に絞りの加工ですが絞りが付くであろう例の腕に丸絞りを付けて見たのですが、光学上あの位置ではだめなようで絞ると逆にイメージサークルが小さくなり画面のけられも開放時よりひどくなります、今後の宿題とします。

 

                              

  ILFORD XP2 SUPER   絞り開放、 結構広角です。

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押さえ板はフィルムガイドレール
の上に重ねてテープで止める。
同じ材料で巻き上げスプールに
テンションをかける板を貼る。

のピンが戻る時、板バネと導通しないようにプラの部品を取り付ける。
最初にプラに当たり跳ね除けてピンが通過する、細かい調節は実際にストロボを取り付けてカメラの裏蓋を取り外しシンクロしているか、裏からレンズを覗き発光を確認する。
何回も発光させ丸く光が見えればOKです、光がいびつに見えるのは完全に同調していません。



絞りを取り付けてたら余計に周辺が切れた。