VW Bora V6 4Motion

このクルマは、お買得車だと思います。装備は、何でも標準で付いてて、サンルーフまで標準。シートは、本革のレカロだし、2.8 V6で、右ハンドルも出たし、それで360万円は、破格じゃないかと。

じゃあ、なんでこのクルマにしなかったの?

それは単にディーラーのそっけなさというか、淡白さというか・・・、別に対応が悪いというわけではなかったんですけどね。何か、味気なさというか、機械的というか、そんなもんを感じてしまって、要するに客として大事にされているという感じがしなかったんですよねぇ。

お邪魔したディーラーは、トヨペット系のDUO某店。ああ、あの時VWジャパンのお店に行っていれば、少しは違ったかもね、印象が。E46を買ってしまった後、何気なく寄ってみた環八沿いのVW世田谷は、これが印象よろしでした。近く目黒通りにもディーラーをオープンの予定で、応対してくれた営業の I 川 さんもそちらに移るとか早速プレオープンの案内をいただき、家族揃って出かけてみると、これがまた、居心地がいいんですよねぇ。

あの居心地のよさは、ジャガーのディーラーと双璧(キッズコーナーがある分VWが上?)かも。もちろん、候補から落ちた原因は、ディーラーだけじゃないですよ。試乗した感触も、BM乗った後では、単に硬質なだけのサスという感じがしたり、トランク容量が不足だったり、レカロシートはカッコいいんですが、革が若干滑る感じでなじめなかったり、中途半端なウッドパネルは、ジャガーX-Typeと比べると質感の点で大きく見劣りする等々、全体的な上質感には欠けていたかなと思いました。

走った感じは・・・、なんせ渋滞の246が試乗コースじゃねぇ、ようわからんですわ。ボディのサイズは丁度良いし、見切りも悪くない。何か、重量の割に軽い感じがして、突き上げ感も安っぽいかなという感じ。それでも、こいつはお買得車ですよ、ホント。