【HP-200LXのバックライト化に関わる改造手法】
200LXのバックライト化の手法は今まできちんとアップしていないので、今回稚拙ではありますが改造手法をアップします。
この書き込みを見て改造される方もおられると思いますが、改造により生じた破損などに対しては残念ながら当方では対応できませんので、各自の責任で行ってくださいね。
○準備する物
<LXの分解に必要>
<バックライト化に必要>
- ラジオペンチ
- カッター
- 半田、半田コテ
- FHPPCの1周年記念ELカードライト
- 被覆導線少々
<あったらいいな>
○改造手順
<前準備>
- Cドライブのバックアップを取っておいてください。
- フラッシュメモリを取る。
- 駆動電池を取り出す。
- 赤外線ポートのカバーを取る。
- バックアップ電池を取る。
<LXの分解>
- LX裏面のゴム足4つを取る。
- トルクスドライバーでネジ4本を取る。
- 生じた隙間に自分の爪あるいはマイナスドライバーを差し込み静かに引き離す。

・・・この段階で、RAM増設は出来ます。・・・
- 電池ボックスから基板に伸びているメッキ線を基板から取る。
(注)ACコネクタ側に基板とディスプレイ部を結ぶフィルムコード があるので無理な力が加わらないように注意すること。
- フィルムコードを基板から取る。基板上の白いコネクタのフィルム側をマイナスドライバなど先の薄い物でフィルムコード側にスライドさせると、フィルムコードが取れる状態になります。

・・・この段階で、倍速化は出来ます。・・・
- 回転軸の両側にあるキャップをはずします。
- 回転軸の中、両側にある白い留め具を左45度に回転させ、取ります。

- 軸カバーをはずします。最初、ディスプレイ部とキーボード部は閉じておき外側の爪をはずし、開いてから内側をはずすと割と簡単にはずせます。

- キーボード部から、フィルムコードと電極版をはずします。
- ディスプレー部のシールを剥がします。

- ディスプレイユニットを止めている4本のネジをトルクスドライバではずします。
- 左側から、ゆっくりとこじ開けます。(右下の部分は取れないので、無理な力は入れないこと)

- ディスプレイ部を取り外す。

- 基板を止めている爪を全て引き起こし、カバー、液晶部、基板部に解体する。

- 液晶板裏の反射シールをはずす。

- FHPPCのELパネルライトを分解し、ELパネル部分だけにする。

- 液晶面とELパネルの間に、透過型反射シートを入れて19の手順を逆に辿り、組み立てる。

- 液晶面の位置合わせは、ぽちぽちさんがFENOTE17番会議室で発言された方法が簡単です。
(基板の四方に穴が空いていますので、この穴にフィットする棒を用意します。基板を棒に挿すと、液晶のガラス板はこの4本の棒に四隅を接する様に出来ます。この位置がベストな位置です。)
ELライトとインバータ部、電源部、スイッチはご自分で好きなようにどうぞ。内蔵型でも良いですし、外づけでも結構。(この手順まで書くことは無いの では?と思い、割愛しました。)
著作権者
PXS05141/VALTAN
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