2003年12月11日、ラ・フォーレ・ド・ラ・シャンソン<第二部生命の歌>

2003年12月11日・横浜の関内ホール(小ホール)で「ラ・フォーレ・ド・ラ・シャンソン」というシャンソンのコンサートが行なわれました。
このコンサートはピアニストで作曲家でもある吉川正夫さんの主催で行なわれたもので、吉川正夫さんのまわりでシャンソンを歌ってらっしゃる方々によるコンサートです。第一部と第二部があり、第二部は<生命の歌〜鈴木信夫さんを迎えて〜>というタイトルで私の詩による歌物語というコンセプトで行なわれました。
私は第二部からの出演でした。まず、こんのひとみさんのナレーションが入ります。
そして、私が舞台へ。著書「マイナスからのスタート」から
マイナスからのスタートの詩を朗読して第二部がスタートしました。朗読後にあいさつ。
『こんばんは。今夜は吉川正夫さんのお招きで…私が吉川正夫さんと出会ったのは…私の詩のメッセージから何かを感じとって頂ければ幸せに思います。ではどうぞよろしくお願い致します。』
その後、私が舞台に残ったままで、そこにこんのひとみさんが登場されて、
「ありがとう、ごめんなさい」を歌われました。その間奏の時にこの歌が私のことを知らない小学生や中学生など多くの人のもとに届いていること、こんのさんがこれからも歌い続けることを話されました。光栄なのと嬉しい気持ちでいっぱいで聞かせて頂きました。

はじめて同じステージに立ちました

「これからも歌っていきます」とこんのさん

ここで私は舞台そでへ下がりました。
次に益田ひとみさんによる「マイナスからのスタート」から
…のようにの朗読でした。人に朗読して頂いて、それを聞くのは自分が読むのと違い、いつも不思議な感じがしますね。
そして、再び歌へ。今度は
「ぜんぶきらきらひかってる」で、歌うのは、デュオ・風鈴のお二人です。7月のコンサートではコーラスで歌われましたが、それとは違う雰囲気で聞くことができました。
この後からは、シャンソンへと入っていきます。こんのさんが私の詩のフレーズを抜き出して朗読、それを歌へとつなげていくスタイルでまさしく歌物語です。
その中でみつき君という障害をもつ男の子のために書かせて頂いた
「小さな生命を守りたい」は素晴らしかったです。歌ったのは、愛知県の豊川市の医師の伊藤先生。医師という職業柄からかもしれませんが、思い入れが強いようで情感たっぷりに歌い上げてくださいました。きっと会場に来てくれていたみつき君ファミリーにも伝わったと思います。素晴らしかったです。
最後は第二部のゲスト・山之内重美さんの朗読です。今、僕にできることの詩でした。さすがプロだけあって素晴らしかったです。山之内重美さんは、現在の日本ではロシア演劇やロシア音楽の第一人者です。ロシアの国営放送で長い間番組を持っていらっしゃった方で早稲田大学で教鞭も取っていらっしゃるなどご活躍されていて、屋根の上のバイオリン弾きに出演されていた舞台女優さんでもあります。現在は歌がメインの活動をされているそうです。
一番最後に「祈り」というロシア語の歌を歌われました。違う言葉なのに何かが伝わってきました。とくに途中の語り(日本語)は感動するものでした。『神様少しずつ与えてください。賢い者にはもっと知恵を、志ある者にはお金を…そして僕のことを忘れないでください。』

きよしこの夜の合唱で締めくくり。

私のすぐ左となりでマイクを持っているのが山之内重美さん
今回の出演者のみなさんと同じステージへ

そして、クリスマスが近いということで、「きよしこの夜」を全員で歌い、コンサートは幕を閉じました。
初めて生でシャンソンを聞きましたが、良かったと感じることができ、参加させて頂く価値のあるコンサートだったと思います。

控え室では、開演前にHPでお名前を存じ上げていた益田ひとみさんとお会いできました。そして、山之内重美さんと直接お話しさせて頂きました。是非お会いしたいと思っていたので、念願かなってとても嬉しかったです。
終了後は、みつき君ファミリーにも会えて、心から良かったと思います。
こんのさん、吉川先生、ありがとうございました!!



★コンサートのトップ・ぺージへ