★「こんのひとみ」さんとの出会い(その後)〜うれしくてまたあいたくて |
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(1)「マイナスからのスタート」出版パーティにて (2)ありがとう、ごめんなさい・レコーディング (3)こんのひとみ・水玉もようコンサート (4)CDが送られてきました!! (5)神奈川県立こども医療センターにて (6)横浜・「のばら園・すみれ園」での出前ライブ |
(7)横浜・港北公会堂「ありがとう、ふれあいコンサート」 (8)横浜・都筑公会堂「ことばの花咲くさんぽ道コンサート」 (9)青葉台・フィリアホール「ありがとう、ふれあいコンサート2」 ※(7)(8)(9)はconcertのページにあります。 |
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2002.10.20〜横浜・のばら園・すみれ園(知的障害をもつ方の施設です)でのライブ |
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再び、「こんのひとみ」さんとお会いできる日がやってきました。 ライブが始まるのが、PM2:30からなので、それにあわせて出発しました。 横浜の保土ヶ谷にある施設なので、第三京浜を利用していきましたが、 渋滞もそれほどなく、約40分ほどで到着。まだPM2:00になっていませんでした。 職員さんに案内していただいて、会場に入ると まだパラパラとしか 人がきていなかったせいか、とても広く感じられました。
予定のPM2:30になりましたが、まだ到着されてない様子。 この日、「こんの」さんは、午前中、 板橋の小学校でライブをされてから来られるということ。 そのために到着が遅れているらしかった。 そして、少しして、「こんの」さん到着。 15分ほど遅れてライブが始まった。 自己紹介の後、まず、子供たちにもよく分かる歌から… ということで「みんなで歌える歌を歌いましょう、 トトロの散歩(曲名あっているかな?)、知ってる?」と こんのさんが一言。 そして、歌い始めました。 「トトロの散歩」…♪歩こう歩こう〜 次には、今、平井堅さんの歌で話題になっている 「大きな古時計」を歌われました。 ♪大きなのっぽの 古時計〜おじいさんの時計〜 こんのさんが歌われるとまた違っていい感じでした。 (個人的には、こんのさんの方が好きですが…) その次には、もうおなじみの「パパとあなたの影ぼうし」を同じタイトルの絵本、 「パパとあなたの影ぼうし」のページを一枚一枚めくりながら 歌ってくださいました。 その後、歌うと思っていなかった「翼をください(<赤い鳥>というグループの)」を歌われました。 この曲を聴くことができたのは、とても新鮮でしたし、 会場の皆さんもみんな歌いはじめて、温かい空気が会場をつつんでいきました。 その後、童謡の「さくら」や「ふるさと」、「もみじ」などを続けて歌われ、 次第にライブが進んでいくにつれて、皆さんの表情が生き生きしたものに変わっていきました。 プロの歌う歌を聴くチャンスはめったにないそうで、それもあって本当に嬉しそうで喜びを全身で表現されていました。 そして、「ありがとう、ごめんなさい」。この曲が始まると皆さん、本当に静かに聴いてくれました。 メロディーのやさしさとやわらかい「こんの」さんの声がその心にしみわたっていったようです。 それが嬉しくて嬉しくて… 本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。 後半は、「夏は来ぬ」、「春よ来い」、など、再び童謡を歌ってくださいました。 そして、最後にみんなでもう一度、「翼をください」を合唱。 アットホームなライブで心まで温かくなりました。本当に素敵なライブでした。 終了後、会場からいちばん最後に出るのを待っていると、声をかけてきた女の子がいました。 その人は、この施設に入所されている方なのですが、私のそばにいた父に話してくれた言葉に驚きました。 「こういう人が必要なんですよね」と。 障害があっても心はとてもピュアで、それほど違いはないんだと強く感じた瞬間でした。 ライブ後、こんのさんとお話しさせていただきましたが、 いつもと変わりなく、優しい笑顔でお話ししてくださり、元気をもらうことができました。 その中で心に残ったのが、少年院でのライブのお話しでした。 少年院にいる少年たちは、そんなに感情を表に出すことはないそうです。 でも、こんのさんの歌を聞いて、心に何かを感じてくれたそうです。
<特に「ありがとう、ごめんなさい」の時には、体の大きな少年たちがぽろぽろと涙を流していたんですよ> とお話ししてくださいました。 そして、<誰もが感じるものがあの詩にはあります>というようなほめ言葉までいただき、 それを聞いた時には、伝わっているのが嬉しくて心が喜びで満たされるのを感じました。 こんのさんの優しい心が私の詩に力を与えてくださったことに、 そして、 あらためて、この出会いに感謝です。 本当にありがとうございました!! |
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2002.1.30〜神奈川県立こども医療センター・出前ライブ&私の講演 |
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今日は、神奈川県立こども医療センターでの「こんのひとみ」さん・出前ライブの日なのです。
♪神様、生命を与えてくださり、ありがとう〜 |
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2001.10.20〜CDがついに送られてきました!! |
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今日、待ちに待ったCDが届きました。週明けになると思っていたら、今日でした。 午後1時頃、郵便が届いて、封書にSony Musicとあったので、すぐにCDとわかりました。 うれしさとよろこびでドキドキしながら、早速、開封してみました。 「小さな声、HITOMI KONNO、こんのひとみ」と赤い文字で書いてあります。 実際にジャケットを見ると違うものです。やさしい天使の絵が素敵なジャケットです。 聞いてみる前に、思わず、歌詞カードをチェックしてしまいました。 「えーっと、<ありがとう、ごめんなさい>は、どこかな」と。「あった!」。 「作詞・鈴木信夫」とありました。なんだか、まだ信じられない感じ。 少したって、やっと実感がわいてきました。 たかが、一曲と言われてしまえば、それまでですが、私にとっては、大切な一曲。本当に感激しました。 さらに感激は、「こんのひとみ」さんのメッセージの部分。しっかりと私のことが書いてあるではないですか。 そこまで、考えていなかったので、驚きでした。そして、CDをかけてみました。 ひととおり聞いてみてから、さら2回も聞いてしまいました。 「ありがとう、ごめんなさい」のところにさしかかるとドキドキしてしまうのが、不思議です。 本の出版と同じで、まるで自分の子供のような気持ちになってしまいます。 |
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2001.9.5〜「こんのひとみ・水玉もようコンサート」 |
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9月5日(水)、横浜の生活クラブ主催のする、「ACTフェスタ」の最後のイベントを見ることができた。 それは、<こんのひとみ>さんのコンサートで、タイトルは、「こんのひとみ・水玉もようコンサート」。 場所は、新横浜の家具メーカーのショールームで、最初は、行けるのか、わからなかったけれど、 父の休みがうまく重なって行けることになった。
ほんとにラッキー!!なんてついているのだろう。 30分ほどで、会場に到着して、建物の中へと入ると、そこは、ホテルのように立派できれいなところで驚いた。 右手の奥のほうにスぺースが設けてあり、座席には、お客さんが座りはじめていた。 私は、5列目くらいだったか、こんのさんのマネージャー役をされている、鈴木則子さんに案内されて、 父と母と一緒に席についた。 少しずつ、座席が埋まっていく。 いよいよ、はじまる。 こんのひとみさんが紹介されて、前に出てきた。 自分がどういうきっかけで歌をつくりはじめたのかを話をした後、一曲目、「パパとあなたの影ぼうし」。 ♪運動会のかけっこあなたは〜 もう、歌詞を覚えてしまった。みんなの歌で流れた影絵の映像のイメージがうかんだ。 そして、次の曲に移る前に、別のエピソードを話してくれた。 それは、「母子家庭」、今でいうとシングル・マザーのお母さんと子供さんが こんのさんのライブを見に来た時のことで、やさしく微笑みながら話していた。 二曲目は、「夜のおでかけ」(だったかな!?)。流れるような綺麗な旋律が印象的な曲。 それと対照的に歌詞がものすごく切ない。一人で子供を育てる母と母を思う子供の気持ちが出ている曲であった。 「夜のお出掛けのときは、部屋の明かりはつけたままにして」、「僕の体中の青いあざはだれにも絶対ないしょ」、 切なくなってしまった。でも、メロディーがいい。 この曲で勇気づけられる人がいると思うし、こういう歌もあっていいかもしれない。 曲の間に聞かせてくれる話がなかなか良くて、あたたかい気持ちにさせてくれる。 三曲目。その曲は、今年の24時間テレビ(全国放送にはのらなくて、残念!)の中で、 募集したメッセージに、曲をつけたもので、「できたて、ほやほやです」とこんのさんは笑顔で話していた。 曲名は、「家族への手紙」。一人暮らしをはじめた若者など、 様々な人々の家族への想いを歌った曲で、共感する部分も結構あり、 あたたかい感じのメロディーも歌詞と合っていた。また、聞いてみたい。 次は、どんな曲かな、と思っていると、私の詩、「ありがとう、ごめんなさい」のことを話しはじめた。 「読んだときに涙が出てきたんです」、最高の褒め言葉。 本当にうれしくてたまらなかった(顔には出してないつもりだったが、自然に出ていたかも)。 そして、私たちのほうに歩いてきて、「この曲の作詞者です」と紹介してくれたのだが、照れくさいような恥かしい気分だった。 でも、心からうれしく思う。曲がはじまる。 ♪神様、生命を与えてくださり、ありがとう〜 次の♪お母さん、生んでくれて〜の部分にさしかかると、 聞いている人の中に目頭を押えている人、ハンカチで目をふいている人がみられ、 うれしいやら驚くやら不思議な想いがした。人が感動してくれるなんて、最高に幸せだ。 あの詩を書くことができて、というより、あの詩が生まれて、本を出版できて良かったと心の底から感じた。 この気持ち、大切にしたい。私の貴重な財産。 ゲストで横浜の城郷(しろさと)中学のブラスバンド部が来ていたのだが、その準備の間に次の曲に移った。 「保健室」。この曲もやさしいメロディーでいい。 生で聞くのは2回目だったが、前に聞いたときよりもいちだんと素晴らしくなっているように思えた。 そして、ブラスバンドの演奏。「明日があるさ」、ブラスバンドにはとてもマッチする曲。 その後、「パパとあなたの影ぼうし」が演奏された。これもなかなか良かった。また、少しずつ広がるかも…。 最後にもう一度、「パパとあなたの影ぼうし」。 聞いている人をあきさせない流れで、素晴らしいコンサートだった。終了。 終了後、いろいろな方から「感動しました」の言葉を頂いて、 また、こんのさんとも再びお話させて頂いて、心がうれしさと喜びで満たされる想いがした。 お会いするのは、今回が4回目。でも、もう何十回も会っているような感覚がする。 また力を頂いて、感謝でいっぱいだ。こんのさん、本当にありがとう!!! さらにうれしかったのは、8月30日の新聞にレコーディングの記事を読んで、 コンサートに来ていた女性(30代半ばぐらいかな?)が、近くに来てくださり、 涙で顔をくしゃくしゃにしながら、「新聞を見て来たのですが、握手してもらえますか」と求められた。 そんなことは生まれてはじめてだったので、とまどってしまった。 その方は子育てで悩んでいるということを話していた。あの詩が歌が少しでも、癒しとなってくれれば…。 それにしても、そこまで、感動して頂けるなんて、幸せ者だとつくづく思った。本当にいいコンサートであり、素晴らしい一日となった。 |
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2001.8.22〜「ありがとう、ごめんなさい」・レコーディング |
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前日、台風11号が日本列島に上陸。 ゆっくりと関東地方にも近づいてきていた。 22日はどうしてもレコーディングに行きたかったので、 気が気でなく、何をしていても集中することができず、 手につかない。 「わざわざ、こんな時に来なくてもいいのに…」 半分あきらめかけていた。 でも、まあ明日の昼すぎになれば、通過するから 何とかなるだろうと、気を取り直して、 その日は眠りについた。そして、22日の朝。 目が覚めると、母にテレビをつけてもらい、 台風情報を見る。 「えっ!?」と一瞬、目を疑った。 もう一度見ると、まだ、こちらの方まで来てないし、 ちょうど出掛ける頃に台風がやってきそうな様子。 これは、いよいよ心配になってきたぞ。 「頼むから行かせて…」 17時から開始だったので、早めに出ていこうと 父・母と相談して準備し始めた頃には 雨は降っていなかった。 実際に出掛ける時も降っておらず、 「今のうちに行こう」と車に乗せてもらい、出発! 車が走りだすと高速もすいていて、30分で渋谷に。 出口を出て、目的の場所のすぐそばについてからぐるぐると回ってしまったが、 なんとかソニーミュージックエンタテインメントのビルに到着。 どこから入っていいのか、わからないでうろうろしていると、 歌ってくださる「こんのひとみ」さんのご主人が来てくださり、案内してくださって、スタジオに入った。 中に入ってみると、大きな窓と窓の上の壁には大きなスピーカーが2つ備え付けてあり、 ミキサーがあってと、見るものがすべて新鮮であった。 「こんの」さんと再会できた。自分のことを棚にあげていうのは何だが、元気そうで安心した。 その後、ミキサーの方とエンジニアの方、そして、アレンジをしてくださる「栗コーダーカルテット」の 栗原さんとメンバーの方を紹介された。しばらくして、いよいよレコーディング開始。 デモ・テープを聞いた後、ブースに「こんの」さんと「栗コーダー」の皆さんが入る。 吹き込んでは、チェックして、試しに演奏してみては、手直ししては吹き込んでと、一つ一つを積み重ねていく作業だ。 メンバー同士の会話は、聞いていても難しくてほとんどわからなかったけれども、 ギターとリコーダーでのアンサンブルがあたたかい雰囲気をつくりだしていて、いい曲に仕上がりそう。 音の一つ一つに感動した。「さすが、プロ。」と心から思った。 詩が詞に生まれかわっていくといった感じで不思議な感覚。なんて嬉しいのだろう。 さらに以前、記事を書いてくださった朝日新聞の記者の上野さんも来てくださり、曲に関するインタビューを受け、 記事に載せる写真を「こんの」さんとのツーショットで撮っていただいた。 CD発売は10月24日。今から、胸がわくわくするなぁ。 本当によかった。生きていてよかった。このことは一生、忘れられないし、忘れないと思う。 |
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2001.5.26〜「マイナスからのスタート」出版パーティ |
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出版パーティの当日がやってきた。 今日は、出掛けるのに備えて、朝、ゆっくりめに起き たのだが、朝からちょっと緊張している気がしていた。 本を用意したり、何かと準備に忙しか ったので、そんなには感じないでいましたが…。 本当は、今日よりも、準備段階(会場の予約、案内状、プログラムを作ったり、と)の方が大変でした。 無事に準備が進められて良かった。 時間が近づいてきた。 5:30には、出発することになっていた。着がえて、車椅子に乗 り、ワゴン車に乗車して、出発。 会場は、新横浜のホテルで、40分ぐらいかかって到着。 開始は、6:30。時間まで用意してもらった控え室で休むことになった。 小学校時代からの 親友が来てくれていて、とても嬉しく、感激したことは忘れないと思う。
「こんのひとみ」さんに ミニ・ライブをしていただけること。 私の詩、2つに曲をつけてくださった、 ということで本当に楽しみだ。 パーティが始まる前に、 「こんの」さんが到着されて、 挨拶しに来られ、 一瞬、緊張でどきどきしてしまった。 でも、「こんの」さんと会えたことだけで なんだか、嬉しくてたまらなかった。 6:30が過ぎた。会場へ。 入っていくと拍手で迎えてくれ、 何か変な気分だった。 私が席について、 出版パーティが始まった。 まず、司会をしてくださる先生から挨拶があり、 次に私も挨拶。 途中、間違えそうになりながら、無事終えられた。 それから、恩師の校長先生の軽い挨拶の後、乾杯。しばらく歓談の時間となった。 たくさんの方々が私の席まで来てくれ、色々な話をさせていただけて良かった。 主役になって、 何か変な気分。でも、本当に嬉しいことであった。 いよいよ、ミニ・ライブ。 「こんのひとみ」さんが舞台にあがり、「はじめまして、こんのです。…私には、2人の子供がいます…。」 と自己紹介した後、「今日、私、信夫さんの詩に曲をつけさせていただきました。 一生懸命、歌わせていただきます。ありがとう、ごめんなさい…」 曲が始まった途端に胸がじいんとして、今までに味わったことのない気持ちだった。 聞いていた方の中には、涙している人もいたそうで、心に響く歌って、すごい力 があるのだと感激で一杯だった。 「次にもう一曲、うれしくてまたあいたくて」テンポのいい、楽しげな伴奏から始まる。 会場は、手拍子に包まれた。♪出会い、出会えた〜 明るくて、いい感じの曲になっていて、素晴らしかったと本当に素直に感じることができた。 話をする時に 私の本からも引用したりしながら、とても素晴らしかった。 私のことをちょっとほめ過ぎかな、とは思ったけど…。 そして、パパとあなたの影ぼうし。生で聴くと違う。声量 があって、本当にいい。また聴きたくなった。 「最後に、信夫さんの<雨>という詩を朗読させていただきます。」 ピアノの吉川正夫さん がバックの音楽をつけてくださり、「こんのひとみ」さんが朗読してくださった。 これもま た素晴らしかった。いつか、また、私の詩を読んでもらいたいとも思った。 間に歓談の時間があり、その時に「こんのひとみ」さんともう一度、お話しできて、さらに感激。 感謝でいっぱいで、何を話したのかあまり覚えていないが…。 その後、今度は、 私を「こんのひとみ」さんに出会わせてくれた、坂井先生が 詩、「きみに伝えたいこと」、「… のように」を朗読してくださり、プログラムは終了となった。 来てくださった皆さんがいいパーティで来て良かったと言ってくださり、 本当に素晴らし い経験ができて良かったと思う。
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