動く戦車オフ会 戦車バトル
1.参加車輛のレギュレーション
クラス→

↓要目
トラディショナル クラス
(1/35ベーシッククラス)
スモール クラス
(1/48ベーシッククラス)
フリー クラス
(1/35スーパーレギュレーションクラス)
サイズ 1/35スケール以下のサイズの実在AFVである事
 ・キット素組、改造、フルスクラッチは問わず
 ・実車は100t以下である事(試作戦車可)
1/48スケール以下のサイズの実在AFVである事
 ・車体が市販のモーターライズキットなら改造は自由
 ・ミツワ等のデフォルメ戦車を含む
車体幅11cm×車体長23cm以内のAFVである事
 ・キット、改造、フルスクラッチは問わず
 ・SF戦車等オリジナルコンセプトAFV可
重量 350g以内 200g以内 600g以内
モーター マブチ13、15、25、RE-140タイプ、FA-130タイプ
 ・キット同梱、またはマブチ純正などノンチューン
 ・走行用に2個以内
FA130タイプ
 ・キット同梱、またはマブチ純正などノンチューン
 ・走行用に2個以内
制限無し
電源 アルカリ電池合計4本(6v)以内 アルカリ電池合計2~4本(3v)以内…(欄外注記参照) アルカリ電池合計4本(6v)以内
走行装置 接地摩擦係数向上の為の表面処理禁止
 ・キャタピラは材質、連結方法問わず
接地摩擦係数向上の為の表面処理禁止
 ・キャタピラは材質、連結方法問わず
接地摩擦係数向上の為の表面処理禁止
 ・キャタピラは材質、連結方法問わず
制御方式 有線式リモートコントロール
 ・ラジコン不可
有線式リモートコントロール
 ・ラジコン不可
有線式リモートコントロール
 ・ラジコン不可
ギミック
装備等
マインローラー等実車に有る装備は可
 ・射出式架橋、強力BB弾等破壊的飛び道具禁止
 ・キャタピラ脱落防止装置は創意工夫の範疇で可
 ・砲塔旋回による「横転からの復元機構」を有する
  作品は、相手も同様の機構を有する場合のみ
  競技時に使用できる。
実車に有る装備は可
 ・キット純正以外の電動ギミックの禁止
 ・キャタピラ脱落防止装置は創意工夫の範疇で可
 ・砲塔旋回による「横転からの復元機構」を有する
  作品は、相手も同様の機構を有する場合のみ
  競技時に使用できる。
ドーザーブレード程度の可動装備可
 ・射出式架橋、強力BB弾等破壊的飛び道具禁止
 ・キャタピラ脱落防止装置は創意工夫の範疇で可
 ・砲塔旋回による「横転からの復元機構」を有する
  作品は、相手も同様の機構を有する場合のみ
  競技時に使用できる。
備考  子供の頃の1/35リモコン戦車バトルをもう一度!というコンセプトで行う、平易なレベルのクラス。
 基本は市販のリモコンキットだが、近年入手困難な為ディスプレイキット改造、スクラッチも可とした。
 現在でも比較的購入し易い1/48リモコン戦車をクラス分けした部門。
 ジュニア向け部門ではないが低年齢層の参加を勘案し、車体下部は市販のモーターライズキットという制限を設ける。
 ベーシッククラスのレギュレーションに収まらない創意工夫溢れる作品のバトルを想定したクラス。
 但しパフォーマンスの無定見なエスカレーションを防ぐ為、サイズや重量などに一定の制限を設けた。
 

注:スモールクラスの使用電源について
キットの電源仕様 キット例 レギュレーション上の対応
1.電池2本 3v仕様 タミヤ1/48戦車 ・このままで可。単二、単三コンバートタイプの場合いずれの電池でも良い。
2.電池3本 4.5v仕様 ミツワ1/48デフォルメ戦車 ・単二3本直列で4.5vとなる為、ターミナルを短絡させて電池2本の3v仕様に変更して参加の事。
3.電池4本 3v仕様 アオシマ1/48戦車
最近のアリイ1/48戦車
・単三4本を2本ずつ並列で使用する3vタイプはこのままで可。
・電池を直列にするのではなく、電池2本で1つのモーターをコントロールするシングルタイプのリモコンボックスを、単純に2つくっつけた独立2回線の、電池4本タイプ。このキットも無改造で出場可。
・電池の容量による余裕度は例えばタミヤの単三2本タイプに比較すると有利だが、これはタミヤのリモコンボックスを使用する参加者側で単二電池を使うなどして任意に対応してもらう。
4.電池4本 6v仕様 旧タイプアリイ1/48戦車 ・単三4本直列で6vとなる為、ターミナルを短絡させて電池2本の3v仕様か、3.のタイプのように2本ずつ並列で使用する3vタイプに変更して参加の事。
つまり電池は4本以内で電圧を必ず3vに統一する、という考え方です。現在迄に市販実績のある1/48クラスのキットは上記いずれかの分類に含まれると思われます。
 

2.バトルフィールドについて

 2004年動く戦車オフ会以来の、円形のジオラマ風フィールドにて行います。
 これによりゴム、軟質樹脂、インジェクション可動、ダイキャスト可動などのキャタピラの材質によるグリップ力の差を出来るだけ無くしました。車体の基本性能だけでなく、戦車バトルの操縦テクニックそのものの妙を遺憾無く競って下さい。

3.昨年の有線リモコンバトル


1/48スモールクラス

1/48という小ぶりな車体ながら、スモールクラスの闘いも熾烈なのだ。
じうこさんの74式(アリイ)vsエントリー記録に無い飛び入りチーフテン(アリイ)の対決。
旧オータキの遺伝子を継承した2台の闘いは、74式がチーフテンの下に鋭く入り込み
キャタピラを剥がし取りながらひっくり返してスピード勝利!
 

前回に引き続き、よしのよしおさんのアリイ74式とJuzoさんのアオシマ10式の因縁の対決!
塗装も素晴らしい74式に比べて、何と10式は1年経ってもデカールも貼っていないぞ。(笑)
しかしそんな10式が前回のスモールクラス覇者のよしの74式を仰向けにして雪辱を晴らした!

じうこさんのアリイvsはまいさんのタミヤの74式対決!
じうこさん善戦するもドーザーブレード付きはまい74式に遂に決勝進出を阻まれる!
ドーザーブレードは実車に装備可能な場合、レギュレーション違反ではないのだ。

押す!押し返す!乗り上げそうになる!一旦引く!手に汗握るスモールクラス決勝。
しかし最後ははまい74式が側面攻撃でJuzo10式を押し倒してはまいさん優勝!
このクラス最多優勝者の実力か、ドーザーブレードの威力か、タミヤの総合力か?
小さな戦車が勝ち取った大きな勝利だ!

1/35トラディショナルクラス

前回トラディショナル(1/35)クラス覇者のオヤヂ博士Su-152は、効果的な
トーピドー・モデルズさんのメルカバ2の連続側面攻撃
を受けて転輪が脱輪!
歪んだキャタピラの負荷でギアボックスが破損してあえなく初戦敗退。
トラディショナルクラスとはは決して常勝を許さない厳しい世界なのだ!


スモールクラスに続き、はまいさんのM-41ウォーカーブルドッグvsJuzoさんのタイガー1型の因縁の闘い。
ここでもまた操縦巧者はまいさんがタイガーのキャタピラを剝ぎ取って勝負を決めた。
Juzoさんは2022年2月に逝去されましたが、今回も仲間が遊ぶ姿を天国から見守ってくれるでしょう。
合掌。


リアルな冬季塗装のこみやさんSu-122vs不気味塗装のどてやすさん、同じくSu-122の122対決。
車体と主砲でがっぷりと相手戦車を咥え込んだどてやすさんが押し出しで戦いを制した。

一瞬の判断が勝負を分ける、同じキット、同じ技量を持つベテラン同士の闘いはギャラリーも大興奮。
 
強敵メルカバを制して決勝に進んだ謎だ!Oharaさんのキングタイガーと、M-41、鬼戦車T-34を
屠って同じく決勝に進んだどてやすさんのSu-122の激しい優勝戦。
最後は土俵際に追い詰めたタイガー重戦車を、スピード攻撃で沈めたSu-122が勝負を決めた。


速乾性コンクリートで固めた専用バトルフィールドも
次第にボロボロになる程熾烈な戦いは今年も繰り広げられる。
どの車両を選択し、どんな改良を施し、どんな戦術を尽くすのか?
待て、世界で唯一の有線リモコンバトル2022。
次は君が世界一の有線リモコン戦車兵になるのだ!




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