ニットーの「ワニゴン」の初版パッケージ。(画像提供:ヘンリーさん) 画面の右下の地面とビルの上に、箱絵で1.5mm程の人間が! この大きさで比較するとワニゴンの全長は500mを超す巨大さだ! |
1966年9月に日東科学(後のニットー)がリリースしたオリジナル怪獣「ワニゴン」は、日本初の四足歩行ゼンマイ怪獣でした。その画期的なゼンマイシステムはその後同社の四足歩行恐竜や怪獣のみならず、SF歩行メカ「サタン」や「デルタ3」といったキットにも採用された優れたものでした。(ギミックの要のゼンマイシステムについては、動く戦車オフ会の「俺サタン」コンテストの回で詳しく述べています)
箱絵はプラモデルのパッケージでお馴染みの巨匠小松崎茂先生の手になるもの。対岸に見える灯り、画面右端に見える燃料タンク等から、夜の臨海工業地帯に上陸する恐るべき怪獣の姿を良く活写しています。簡単に描かれているように見えて、グラデーションのかかった夜の海面は、得も言われぬ美しさです。
「ワニゴン」の上陸に伴って押し上げられる海水の音、バキバキ、ギーンと崩れ落ちる鉄塔、夜のコンビナートに鳴り響くサイレンの音等が聞こえてくるようではありませんか。
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初版「ワニゴン」に付いていた商品カード。(画像提供:ヘンリーさん) |
初版の「ワニゴン」には左のような商品カードが付いていました。
地中からは地底怪獣「ガマロン」が、海からは海底怪獣「ワニゴン」が日本を襲う!もうこの時代は放射能怪獣やら、毒ガス怪獣やら、透明怪獣やら、岩石怪獣やらがあっちからこっちから毎週出現!果ては地球ばかりでなく火星怪獣、土星からは風船怪獣、金星からは宇宙怪獣やら、やらやらやらと、もうてんやわんやの大騒ぎ。
小学生は皆「怪獣はきっとどこかに居る!」と確信していた時代なのでこう言ったビジュアルも今以上にリアルに感じられました。 |
ニットーの「ワニゴン」の最終パッケージ。 |
ワニゴンはニットーの怪獣シリーズの再版に合わせて何度か再版されています。上記は左下の金色シールでも分かる通り1983年9月の完全限定復刻版です。この最終版は復刻当時「懐かしい!」と思ったおじさん達にアピールして瞬く間に売れたようで、そんな大人が作らずにコレクションしていたと思しきキットが今でも時々ネットオークションで見られます。
スケールモデルはタミヤやレベルの例に漏れず、きちんとしたキットをリリースすればその後何十年も再ショットをしてロングラン商品になるものもありますが、一発勝負的ともいえるメーカーオリジナル怪獣プラモデルが17年間も命脈を保っていた事、それも特別なオリジナルゼンマイ機構を必要としていたキットだと考えると、これは実に驚異的な話しだと言えるでしょう。
筆者もこの最終版「ワニゴン」は当時の馴染みのお店で見つけて購入しましたが、とはいえこのキットですらもう40年も前の発売になると思うと感無量です。これ、今(2023年)から57年も前に誕生したプラモデルなんですよ!
イラストは再版の箱のサイズに合わせて初版のものをトリミングして使っていますが、イラストを無理矢理切り詰めた為、初版の「夜の臨海地帯に出現した怪獣」というドラマ性が無くなり、「ワニゴン」君の下あごも切れてちょっと残念な感じです。
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上の写真はゼンマイ版「歩行ワニゴン」の素組状態。 |
水ものオフ会なのに”歩く怪獣”?と思われそうですが、実はその「ワニゴン」は翌1967年にゼンマイシステムを排して尻尾の先にスクリューを付け、水上走行する「水中ワニゴン」として再版されます。今回のこの俺水棲怪獣コンテストの企画の原点は正にその「水中ワニゴン」なのです。
私、動く模型愛好会のオヤヂ博士も小学校2年生で「ワニゴン」200円のを作っていますが、翌年店頭で「水中ワニゴン」を発見し100円!という値段に「えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!」と狂喜していそいそと購入した覚えがあります。
箱を開ければゼンマイが入っていない為の100円という廉価さも、スクリューを見て何故「水中ワニゴン」かも一目瞭然でしたが、何故か「ワニゴン」に惚れていた筆者はそのチープなグレードダウンにも拘らずお気に入りになりました。実家の店先にビニールプールを出し、赤くてゴム臭いホースで水を溜め、日がな一日「ワニゴン」君や、駄菓子屋の「重曹フロッグメン」や、「ジュニアサブマリン707Aクラス」を浮かべて遊んでいたあの日。今でもプールのビニールの匂いと共に懐かしく思い出されます。
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「水中ワニゴン」キット全景。(画像提供:へんりーさん) |
前置きが長くなりましたが(そーだよ、思い出話いらないから)、上の画像はその「水中ワニゴン」の全景です。海底怪獣として生まれた「ワニゴン」が海底怪獣「”水中”ワニゴン」という商品となって生まれ変わるという微妙な二重構造のネーミングですが、そんな事は微塵も気付かせない迫力あるパッケージ!
当時最新鋭だった”最後の有人戦闘機”F-104が、果敢に「ワニゴン」を攻撃しています。伊福部昭先生の自衛隊マーチをBGMにしてじっくり堪能してみて下さい。・・・と思ったら変な国籍マーク。自衛隊じゃないのね?
「水中ワニゴン」の箱を開けた時のファーストインプレッションは、何と言ってもこの綺麗なオレンジイエローの成型色。「ワニゴン」を知っている者にとっては一瞬ギョギョッ!とする色ですが、慣れると逆に夏の強い日差しの中でパッと目立つ不思議な魅力にも感じました。 |
「水中ワニゴン」のボックス側面。(画像提供:へんりーさん) |
「水中ワニゴン」のボックスサイドには「ワニゴン」の側面図と共に水中モーターが装着された分かり易いセールスポイントが描かれています。「右側のこの怪獣は、左側のように水中モーターでも走るんだよ!」と、まだ字の読めない小さなチビッ子でも一目瞭然の心憎いパッケージデザインです。
「ゴム動力でも水中モーターでもスイスイ走る」のコピーライトが時代を感じさせますね。
初版「ワニゴン」のパッケージの絵面からは全長500メートル超・・・戦艦大和の約2倍!と思われる(笑)「ワニゴン」君がこんな風に突進して来たら、鼻づらのツノが衝角(ラム)のようになって、どんな船でもイチコロですね。
そう考えると恐いのに、イラストの「水中ワニゴン」君は目の周りが白くて、某国元大統領トラ〇プ氏のようでちょっと可愛い。
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「ワニゴン」(上)と「水中ワニゴン」(下)のキット比較。(画像提供:へんりーさん) |
上の写真は初版「ワニゴン」と「水中ワニゴン」のキットの比較です。
分かり易いように二つの画像を切り貼りしてみたので、本来ちょっと違う箱のサイズは同じになっちゃったのはご勘弁。
細かいパーツ比較は難しいのですが、両者の色味の違い、「水中ワニゴン」の真ん中に四角い空気室のフタがある事等が分かります。
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「ワニゴン」(上)と「水中ワニゴン」(下)の組み立て説明図の比較。(画像提供:へんりーさん) |
今度は「ワニゴン」(左)と「水中ワニゴン」(右)の組み立て説明図の比較です。画面の制約上小さくて申し訳ないのですが、内容はギリギリ判別できると思います。
「ワニゴン」の尻尾の先は上から見ると緩やかに右にカーブをしていましたが、「水中ワニゴン」では尻尾の内部にゴムを通し、更にスクリューで直進させる要請から推力軸と体軸を同じにする為に、尻尾全体が直線化されているのが分かりますね。
一方足はゼンマイがオミットされているにもかかわらず初版「ワニゴン」を踏襲したリンク機構で結合され、どこかの足を動かすと、四本足が連動し、前後の足が逆位相で動きます。単純な仕掛けなんですが、右前肢を前に出すと右後肢は後ろに動き、同時に左側の前肢後肢はそれぞれ逆に動く・・・というギミックは「カラクリの妙味」の原点を見ているようで以外に楽しいんですよ。
さて、ここで気になるのは「水中ワニゴン」の胴体パーツの背中側にはゼンマイを取り付けていた4つのダボの代わりに四角い空気室がモールドされている事。そしてお腹側にはオミットされたゼンマイの代わりに四肢を支える前後のダボが増設されている事です。もしそれを金型改修で行っていたのであれば、その後再版された「陸上ワニゴン」にはその痕跡が残っていそうですが、最終版「陸上ワニゴン」にはいくら探してもそのような一度改修して更にまた元に戻したような跡が見られません。再版「陸上ワニゴン」にする時にそこまで丁寧に金型を元に戻したのか?というと胴体上下ともパーツの「体内部分」はそれ程綺麗でもないので、もしかしたら「水中ワニゴン」の胴体と尻尾は別金型を起こしたのではないかとも思われます。
これに関してある人は「増金型」という表現で尻尾と胴体は全く別の金型ではないかと推測されていますが、だとすると更にまた一つの疑問が残ります。
上の「水上ワニゴン」の組み立て説明図では、胴体上部部品でも、胴体下部部品でも尻尾の付け根に「何の役も果たさないダボ穴」が付いていますが、これは「初版ワニゴン」から「最終版ワニゴン」まで、所謂「陸上ワニゴン」の尻尾を左右に動かす時に可動軸となる金属シャフトを支えるダボ穴です。もし「水中ワニゴン」が「初版ワニゴン」の後で新たに金型を起こしたのであれば、直線化した尻尾を接着する「水上ワニゴン」にとっては、これは全く無駄なモールドです。
とするとこれは、「ワニゴン」の水上化に際して改修が不要なモールドをそのまま残したと考える方が自然です。
また、航空機や戦車のような精密なメカの再現であれば、同一キットを別金型で起こしても全く同じになる事は容易に考えられますが、空想怪獣のような不規則な生体表現にあって背中のイボの膨大な突起の数が同数(一所懸命数えました(笑))というのもちょっと考えにくいです。(筆者の数の勘定に間違いがある可能性もありますが)
という事で私は、「水中ワニゴン」は、同年に発売された水中モーターを使うブームにあやかって一旦手っ取り早く金型を「水中ワニゴン」に改修したものの、期待した以上には売れず、再度金型を「陸上ワニゴン」に戻した、というのがありそうな話だと思っています。それは、一旦戻し改修された「水上ワニゴン」は、その後次の夏が来ても二度と再版される事は無かったというのが一つの証拠ではないかと考えています。
但し今となっては真相は時間の彼方に消え去ったのかもしれません。
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さてここからは、一旦「水中ワニゴン」から離れ、「水中ワニゴン」以外の水もの怪獣について時系列を追って御紹介していきましょう。
まず最初は恐らく世界で初めて可動水もの怪獣プラモデルとしてリリースされた、今井科学の水中怪獣「ワニラ」です。
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今井科学の水中怪獣「ワニラ」の初版パッケージ。(画像提供:ヘンリーさん) |
「ワニラ」は「水中ワニゴン」より半年ほど早い1967年の1月発売です。これは「水中ワニゴン」と違って、最初から水もの怪獣として生まれたキットという点でも貴重です。
但しこの「ワニラ」の発売年月は日本模型新聞という業界新聞のメーカー広告をベースにした「昭和プラモデル50年史データベース」によるもので、今回の紹介記事の多くはこのデータベースを参考にしています。水ものプラモデルが真冬に発売?という違和感はありますが、次から次に新製品がリリースされ続けていた当時を考えると、流石に実売は前年の夏とまでは言えないかなぁとも思われ、現時点で最も客観的な発売時期の参考データとしては妥当な所でしょう。
まぁ、「ワニラ」の発売時期が若干ずれていたとしても、少なくともスクリュー推進の怪獣というコンセプトのキットはいずれにせよ「ワニラ」が嚆矢のようですね。
しかしこの「ワニラ」君、魚のような胴体だけどクジラ同様エラは無く、鳥のようなクチバシには鼻の穴が付いていて、口の中には肉食獣のような牙がいっぱいというキメラ怪獣ですね。しかも体の殆どが水に浮く程軽い。(笑)
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「ワニラ」のキットの内容。成型色違いの2種。(画像提供:へんりーさん) |
「ワニラ」のキットの中身はこうなります。毎度この俺JOSFコンテストでは多大なご協力を頂いているへんりーさんからは、成型色違いの比較画像も送って頂きました。
当時の今井科学のマスコットシリーズサイズのキャラメルボックスに入った、全長10cm程度の可愛いキットですが、色違いのペレットを流し込んでマーブリング模様に射出する事で、シンプルなキットながら生物感を出す工夫がされています。
左右張り合わせの胴体の中にゴム動力のゴムが通り、尾部にはスクリューが付きます。左右の胸鰭が潜航舵となり、凶暴な口の下あごは別部品となります。
真冬の発売なので、最初にこのキットを手にした少年達は、主にお風呂場・・・しかもまだ内風呂が多くは無かった当時なのでこっそり風呂桶に隠して銭湯で走らせたりもしていたのでしょう。日本中のお風呂で、何万匹ものこいつがカタカタと走る様が展開されていたと想像すると楽しい気がします。
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イマイの水棲怪獣「シウルス」。 |
「ワニラ」は1970年代前半に「シウルス」として再版され、その後1984年の3月に更に若干のパッケージ替えで再再版されます。上の画像はその最終版パッケージです。
ううむ、個人的にはパッケージに紫とか蛍P(蛍光ピンク)とかは使って欲しくなかったかも。それにしても当時模型屋の店先で子供に混じってこれを買っているサラリーマンの私って、模型屋のおじさんから一体どう見られていたんでしょうか。40年経って気になる私です。
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最終版「シウルス」のキット全景。 |
さて、「ワニラ」の所では箱を含むキットの全体像を俯瞰しつつ、主に成型色違いの比較をして頂く為にパーツは袋入りのままの撮影だったのですが、あらためて「ワニラ」再版の「シウルス」最終版でキットのパーツを確認してみましょう。
胴体と潜航舵になる胸鰭とゴムを挟む為に二分割されたクチバシという極めてシンプルなパーツ構成。右端の飛行機の尾輪のようなものは本体後部に付くスクリューの基部で、その左側はイマイお得意のスクリューの針金をクランク状に曲げる為の治具パーツです。左端のパーツ袋には接着剤、ゴム(劣化してバラバラ(笑))オモリとなる鉄棒が見えます。
それと懐かしいのはビニール袋の右下に二つ見える小さな丸い金属パーツ。これはスクリューの回転をスムーズにする為に、サブマリン707Aクラス、Bクラス等のゴム動力の船にも付いていたフジツボ型の真鍮パーツですね。おじさんなら、古いキットでは組み立て説明図に「メタル」と書かれていたのを覚えている方も多いでしょう。
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「シウルス」の組み立て説明図。 |
上はその「シウルス」の海盾説明図です。
単純なキットなので組み立て説明も至ってシンプル。例のスクリューシャフトをクランク状に曲げる治具の使い方も解説されていますね。
空気室は胴体の空洞を左右で貼り合わせる簡単な構造になっていますがこれが曲者で、せっかちなチビッ子がそんな事を気にしながら組み立てる訳もなく、気密が甘くなって池の底に沈んで行った「ワニラ」君、「シウルス」君は沢山いた事でしょう。
また、残念ながらあのスクリューの回転を滑らかにする真鍮パーツに関しては「シャフトにとおしておく。」と、組み立て方だけが書かれていて「メタル」という部品名の表記はオミットされています。(おじさんちょっと寂しいな)
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今井科学の水上怪獣「シーザウルス」のパッケージ。(画像提供:へんりーさん) |
今井科学は1966年11月発売のマスコット怪獣「ガルバ」を始めとし、間に1966年12月発売のマグマ大使のキャラクター怪獣「アロン」を挟んで、前出の「ワニラ」、1967年2月に怪獣「バギラ」、1967年4月のこの「シーザウルス」、1968年2月の怪獣王子のキャラクター怪獣「ネッシー」など、矢継ぎ早に怪獣プラモを発売します。その中でゼンマイ歩行の「アロン」が200円というのは別格だとしても、殆どは50円売りのミニ怪獣でしたが、そんな中でこの「シーザウルス」は基本的にはシンプルなキットでありながら、150円という強気の価格でした。
怪獣ブームの中で生まれた怪獣プラモブーム。その中でもスクリューで水上走行するという独特な立ち位置のオリジナル怪獣「シーザウルス」が150円というのは、子供達にとってちょっと厳しい価格設定だったように思います。
それでも「ワニラ」に次ぐ今井科学の水もの怪獣として今でも人気の逸品です。
当時の今井科学の怪獣シリーズの箱絵を一手に引き受けた高荷義之先生の作品の中でも、ダイナミックな構図で迫力あるイラストですね!
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今井科学の「シーザウルス」の完成品。(画像提供:努さん) |
その完成品がこちら。努さんの作品はどれも怪獣愛に溢れる素晴らしい塗装で一部マニアに人気がありますが、この「シーザウルス」もキットのモールドを忠実にトレースしつつ、生体感溢れる魅力的な作品に仕上がっています。
お腹の下に装着されたゴム動力ユニットが良く分かるショットです。
当時の今井科学の水ものプラモデルではポピュラーだった軟質樹脂のスクリューは、チビッコの無造作な取り扱いでも怪我をしたり割れたりしない特筆すべきアイディアです。当時を知るおじさん達はこの独特なオレンジ色のスクリューに得も言われぬ懐かしさを覚えるのではないでしょうか。
この作品を紹介している努さんのブログはこちらです。「努ブログ」
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