レポート7
センチネル登場の女性キャラ
思い出すのもかなり昔・・・
ジムオさんに「センチネルに女性キャラっているんですか?」と聞かれたことがありました。
その時は「いないです」と即答で答えてしまったのですがそのあとに自分なりによく調べてみました・・・
いました!
調べる限り2名の女性キャラがいました。
そして今回のレポートではその2人の女性を深く追求していきたいと思います。
まず、1人目は主人公、リョウ・ルーツの母親ミズ・ルーツです。
彼女は劇中は同僚の台詞等に登場しただけで、事実上作品には登場していませんがきっと充分でしょう。
最初に彼女の場合年齢等は一切出てきません。
職業は連邦軍の技術技師の1人でした。
劇中で重要なポジションを占めているALICEの製作者でした。
そしてALICEの製作のためにサイド7から地球にまで来ていました。
ALICEの項で深く触れましたが、人的資源の不足を補う為に開発されたシステムですので、人員削減の結果として軍隊を政治力の裏づけとしている人間たち(連邦高官(この場合は恐らくティターンズが中心でしょう・・・))にとって見れば脅威となりかねず、開発当初からトラブル続きでした。
そして確証こそ無いものの、恐らく上記連中が起こしたものと思われる原因不明の爆発によりその命を落としています。
爆発事故の際には我が子に覆い被さるようにALICEのシステムに覆い被さっていました。
これが、劇中登場の数少ない女性の1人ミズ・ルーツです
「後ほどに( ̄ー ̄)ニヤリッ」などといっている間に皆さんすっかり判ってしまったみたいです(笑
と、いうわけで早速書いてみたいと思います
2人目の女性キャラは第10章(ネオ・ジオンの影)に登場した、エアーズ市民の1人です。
カイザー市長が自殺をし、残された通信士が行政部へ行った時にRX−78のおもちゃを持っている子供の母親がその2人目の女性キャラに該当します。
実際、この女性キャラ(以下母親)に台詞はありません。
あるのは、母親に問い掛ける子供と、それに答える通信士のやりとりだけです。
彼は呆然としながら行政部へと向かった。廊下には市民の負傷者が溢れていた。
「ねぇ、ママ。ガンダムはボクたちの敵なの?ガンダムはボクたちを殺しに来るの?」
行政部のロビーのモニターに映し出されている戦闘の模様を見入っていた男の子が、まだ若い母親に尋ねていた。その子の手には塗料が剥げた「一年戦争」のヒーロー“RX−78ガンダム”の玩具が握られていた。尋ねられた母親は、何も答えられないで男の子を固く抱きしめて泣くだけだ。男の子は自分の母親を泣かせてしまったヒーローの玩具を力一杯、ロビーの壁に叩き付ける。だが、ガンダムの玩具は壁に当たっても壊れなかった。
通信士はその玩具を拾い上げると、男の子に手渡してやり、言った。
「もう終わったんだよ。ガンダムは正義の味方さ……。ボクたちを殺しに来るわけが無いだろう?」
彼は力ない笑いを浮かべてその子の頭をポンと撫で、行政部へ入っていった。
(劇中より抜粋)
センチネル全体を通しても個人的はかなり好きな感動する個所です。
“ガンダムとは何なのか”等を深く考えさせられる場面です。
結局女性キャラは一言も喋りませんね・・・(汗
以上、両名が確認した限り存在しています。
「他にもいるよ」
という方は掲示板にお書きください。
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