レポート3

ゾディ・アックについてとゾアンU爆破の理由

皆さんからの質問を待っていたのですが、1個もこなかったのですが放って置く訳にもいかないので、遂に第3回目です(遂に?)。
今回はND最後の要のMAゾディ・アックについて触れてみたいと思います。
G−0からお馴染みとなったこの機体ですが、どうもこの機体についての誤解が皆さんの中にあるのではないでしょうか?
ゲーム中2機のゾアンに分離後、サイドのゾアンUが突然爆発するという、展開がありました。
これを見た皆さんは、「何故?」「ラッキー」「サイドってしょぼいな」等、多数の意見をもった事と思います。
ALICEの項でも簡単に触れましたが、分離直後に爆破したわけでもないし、分離が原因で爆破したわけでもないんです。
そこで今回は、皆さんの誤解を多数抱えているであろうゾディ・アック並びにゾアンについて考えてみたいと思います。



そもそもゾディ・アックってどんな機体?
ゾディ・アックとは黄道帯という意味の英語です。
それが一体何を意味しているかは現在調査中なんですけどね。

そしでサイズ(大きさ)ですがG−ジェネでは語られる事の無いそのサイズ・・・実はとても大型です。
全長は約220M(本当は218、30M)という、サイズです。
ここまで来るとどれくらいか判らないので身近な例で説明しますと、ムサイと変わらないくらいなのです(本当に身近か?)。
G−ジェネシリーズだと大きさが判らないからあまり知られないのですが、とにかくでかいです。
ガルダの格納庫に収まりきらないサイコガンダムの比ではありません。
ガルダと同じサイズなのです!!
現にトッシュはこれを見てHLVと思ったくらいですからそのサイズは折り紙付きです。
サイズについての説明はこれくらいでいいでしょう。

次にその火力です。
ゾディ・アックの口(?)にあるメガ粒子砲・・・あれ、実は2つあるんです。
要するにゾアンのメガ粒子砲が1箇所に2つあるということですね。
そして、気になる出力の方ですが520MW!
FAZZのハイパー・メガ・カノンが79.8MW・・・
その他一般MSもせいぜい20MWがいいところでしょう。
一般MSが2桁で頑張っている中で何と3桁なのです。
しかも驚くのもまだ早い。それが、2つあるのです。
それを同時に撃つ事もできる・・・
コロニーレーザーを除けば最強というフロックは伊達じゃないのです。
これならばW−0のツインバスターライフルと真っ向から撃ち合っても勝てそうだぞ。
まさしくゾディ・アック恐るべし!!
武器の威力も半端じゃないですね。


そして、最後に爆破した理由です。(本当はこれがメイン。前置きが長かったかな・・・)
これは順を追って説明する必要があるでしょう。
そもそも何故分離したのか?
それは、最終決戦において残った敵(α任務部隊)がMSだけどなったので、小回りが効くゾアンになったわけです。
即ち、Sガンダム(パイロットはALICE)は2機のゾアンを相手にしていたわけです。
G−0、G−Fも劇中に忠実ならばSガンダムは2機のゾアンを相手にしなくてはならないのです。
しかもジョッシュのゼグ・ツヴァイはサイドのゾアン爆発後に駆けつけるのです。
即ち本来は常に最悪2機と戦ってなくてはならなかったわけです。(これでは絶対クリアできない気が・・・)
話が脇道にそれてしまいました・・・
何故ゾアンが爆発したのか。
それはずばりサイドが悪いわけではないのです。
大電力の供給に耐えられずにコンデンサーがパンクし、膨大な量のエネルギーがメガ・カノンに流れ込んで加熱させた。不幸な事に、このMAのメガ・カノンはメイン・エンジンに挟まれた格好となっており、メガ・カノンに生じた熱はそのエンジンの前部にある推進剤タンクの推進剤を刺激するには充分な物だったのである。 (劇中表記をそのまま引用)
つまり車でいうならばガソリンタンクの近くが冷え切らず、その熱でガソリンが暴発したようなものです。
これでは、爆発しても止む無しって感じですね。
ならば、どうしてトッシュの機体は爆発しなかったの?
という疑問をお持ちの方も多いと思います。
これは、実を言うとサイドのゾアンの爆発を見たトッシュが直感的にメガ・カノンの使用は危険と判断し、以降は有線クローによる攻撃のみを行ったというわけです。

これが、サイドのゾアンが爆発した理由です。
何気に知られてない事実ですよね。



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