『第1回全国ワーコム山形大会』
出席のため私達メンバー10名と卸問屋3名の計13名で山形県の天童へ向
いました。天童には11時半頃着き、昼食に名産の手打ちそばを食べ、あっとい
う間に受付時間になり会場へ向いました。
会場では、懐かしい方々にお会いし、皆さん元気で頑張っている様子でした。
まるで同窓会のようです。受付を済ませて会場に入ると、ワーコムの資材のワー
コム10・5、お米、生ゴミ処理機のサンプル等が展示してありました。
私達メンバーは、揃いのロゴ入りポロシャツで勢ぞろいです。約200名の方が出
席してるそうです。ソイル会会長の開会挨拶に続き、栗田幸太郎さんの挨拶、議
員サンの祝辞に始まり、基調講演「環境保全型農業の未来」嘉田
良平さん講演
本物でなければダメ・危機管理を確り・聞く耳を持て・国産品を重視し安全表示をする
農業はこれから10年20年が食料にとって大事・産地が選別されている・消費者が選ぶ
時代・人と自然に優しい農業を続ける・続けることが力・土が弱っている・等々
そのために、@循環作りA食作り(食文化)B地域農業(地域作り教育)
その土地の環境と食文化に根ざした地域農業から、伝統食や地域の食材が生まれる。
それは旬の味を提供してくれる。旬の味は風味だけではなく栄養価にも優れている事は
良く知られている。したがって食文化と地域農業が離れて行く事で食品の栄養が失われ、
また作り手が見えなくなるために食品の安全性も失われやすい。逆に地域食材や伝統食
の持つ価値をより多くの人が認識すれば、地域農業は発展する。
環境に配慮しない農業によって、生物・生態系・農業資源が失われる。食品加工や食生活
で出てくる残飯はすべて有機であるから、堆肥化して土に戻せば(リサイクル)、安全で豊な
食糧生産のための農地づくりが出きる。飽食・放食は二つのサークルを離してしまう。三つの
サークルを相互に近づけ、重ねて行く事がスローフードのすすめ。それが実現して初めて生命
とくらしが守られるだろう。
この講演を聴き、今まで自分達がやってきた事が間違え出は無かった事を証明されたようで、
とても嬉しく思いました。
続いて、ビデオによる「ワーコムの歩み」NHKの浜谷さん編集による10年間の歴史です。
私も若い頃の自分に会いました。今と変っていないな・・・・?
次に、山形大学教授の楠本先生による、卸3社のシンポジウムです。「期待される米産地
〜大手米卸からのエール」相変わらず米を、工業製品の商品としてしか考えてないのではな
いか?均一された米・混入物の無い米・食味計の何ポイント以上の米・安全で安いのはあた
りまえ・等々、もっと産地を育てる事を考えて欲しい。(自分にもいえる事なのかな)
休憩をはさんで、ワーコム産地の取組みと実践報告と販売店からの決意表明を行ないました。
我会の会長の挨拶もありました。以上で第1部が終り、交流会・懇親会へ入り、西和賀組合長
の、相変わらず心温まるお言葉を聞き感無量。
長時間では有りましたが、充実した一日でした。懐かしい顔顔顔・・・。自信に満ちた充実した
顔が忘れられません。今日は、みんなから鋭気をもらい、元気になってまたガンバルゾ・・・・・
まずは、報告まで。
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