-爽やか学園-


爽やか学園 外伝2 「E君列伝 -そして時は動き出す-」

皆皆様に多大な印象を残したE君についての、詳細なデータをお送りするコーナー それが「E君列伝」であります。

それでは、第2話スタート。

 

*   *   *

 

「E君列伝」(そして時は動き出す)

今日も部活が始まる。

オレは同じクラスになったE君と第2グランドに向かった。
今年の1年は11人。
まだみんなに会話はない。

オレ達を除いては。

 

*   *   *

 

第2グランドへ行くと、松井先生がぐるぐるとグランドの回りを走っていた。

「ちわーーーーす」

1年らしく頭を下げて挨拶をするオレ。
しかし、E君は挨拶も普通じゃない!!

「しゃぁぁーーーす」

(な、なんなんだ?「しゃぁぁーーーす」はいったいなんの略なんだ?)

ここでオレの頭はフル回転した。

---「しゃぁぁーーーす」分析中--------------------
1、「ーーーす」の部分は「ちわーーーす」と同じのようだ。
2、「しゃぁぁ」の部分は…えーーと…わかんねーよぉぉぉー
3、分析不可能により終了(おそらく彼の気合いの表れだろう)← 仮説
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そんなことを考えてる間にみんながやって来た。

 

*   *   *

 

「おはよーー」

とりあえずといった感じの挨拶。
みんな新品のラケットを慣れない手つきで握りしめ、練習をする。
そんなことが2、3週間続いていくうちに、みんなと仲良くなっていた。

ここで主要メンバーの紹介をしときましょう

Tる君はとても勉強熱心な好青年、髪型がち○こなのが欠点
成績は学年トップ。
すでに推薦をねらっていたらしい。
性格はNOと言えない人間、と言えばおわかりでしょう。

Aなちゃんは下ネタ大好き、性格は非常に良い。
兄貴(名をショウヘイと言う)が同じ部活にいたため、先輩からも可愛がられていた。
推薦をねらっていたが失敗、よって浪人、と言う人生をこの先送ることとなる。
後のキャプテン。

kenjiは、色黒、細い目、長い爪、と言うことでウォー?マン
特に書くことはない。

ぞうさんは、でかい体にガキっぽい声。
よくいじめたなぁーー

K谷はマガジン係。
雑用係。
横須賀線の席取り係。
役に立ったなぁーー

ほかのメンバーはしばらく登場しないので、省略。

できたてのグループはある出来事により序所に形ができてくるもの。
すなわち、グループ内の上下関係ができるといういうことだ。

事件はすぐ2人組によりおこされた。

 

*   *   *

 

ある日、ぞうさんはいつものように部室に入っていった。

「るんる るんるるぅーー」

ごきげんなぞうさんは、自分のテニスシュウズを手にするまでの、とても短い時間だった。

(なんか変な香りがする、、、。な、この香りはぁぁーー)

ぷんぷんと香る南国風味の靴
彼はそれを履いて、怒りながら部室から出できた。

「だれがやったんだよーー」

(Eがやった。オレじゃない。オレはあおっただけ。)

怒るぞうさんにEが言った。

「なぁぁぁぁーーーー」

ビクッ。
怒るぞうさんは止まった。
勝負は一瞬できまった。

(すげぇ 切替しだぁー)

オレは関心した。
ここからは、Eの逆ギレの独壇上。

「浜くせぇぇーーなぁーー。
おまえはよぉぉーー」

「なんだそりゃ。
フェロモンのつもりか?」

あまりの匂いのため、先輩にも「沖縄」となじられるぞうさん。

彼は孤立してしまった。

そして2人組は恐れられ、グループ内は結束した。
だれだって、いじめられるよりいじめるほうに加わる

そしてぞうさんをさらに地獄へ落すためメンバーは動き出した。

 

次章 「恐怖Vネック」

 

読んだらメール忘れずに。

MASATONのコメント:

いかがでしたか?
HATA様にいただいた「爽やか学園」、お楽しみいただけましたでしょうか?

今回の作品は文学的に見ても誤字脱字の多い作品となっています。

×序所に(○徐々に)
×関心した(○感心した)

Wnn(うんぬ)の変換性能の悪さのせいだけでは無いようなレベルの間違いだと思います。 


→ 外伝3

初出:1999/12/03
修正:2001/03/14


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