●人気商売って、1000人に嫌われても、10000人に好かれればいいやって商売なんですよね。ジャンルによってはそこまで極端じな比率ゃないかもしれない、ファンとアンチの割合が3:1くらいならいいとか。まあ、そう考えると、人気が出れば出るほど、自分を嫌ってる人間が増えるってわけで、100万人に支持されるような人気者は、その影では少なくとも10万人くらいに嫌われてるってことになるでしょうね。
それにしても、10万人って凄い数ですよね。いくらファンより少ないとはいえ、東京ドームの収容人数の倍近い人数に嫌われてるってのはイヤですよね……。ていうか、数字がここまでくると、アンチとファンの比率が逆転しても商売が成り立つレベルですもんねえ。一般書なんて10万部売れればベストセラーですから。一般的には明らかに嫌われてるのに、活動が活発だったり商売繁盛だったりする一部の宗教や企業の存在も、こう考えると別に全然不思議な存在じゃないってことになります。
えーと、要するに何が言いたいのかっていうと、たとえば、たとえばの話ですよ? あなたがもしも書店で、「こんな小説誰が読むんだ?」って思うような本に手を出してしまった場合でも、そんな作品が売れてること自体は全然不思議なことではないので、怒りにまかせて作者に文句の手紙を送ったりするとか、そういうのはなんというか、えーと、その―――いえ、いいです、何でもないっす。
…………。
……あの、どうやらこれ、『神狩り』(山田正紀/ハルキ文庫)という小説の続編的な物語のようですね……。とほほ、それじゃ先に『神狩り』を読むかなあ。(追記:よく読んだらそれぞれ独立したお話でした<バカ)
ちなみに、感想のコーナーが一向に充実しないのは、「僕の巡回してる読書系サイトですでに褒められてる小説は書かない」、「個人的にツボでも、他人に勧めたいとまで思わないようなのは書かない」という方針を貫いてるからで、最近は心がけて本を読むようにしてるんです。これでも最近は結構忙しいので、読書時間はあんまりとれないのが悩みですが。
それにしても、なんだかハルキ文庫って、全般的に値段が高いような気がするんですよね……。文庫って、安さが一番の魅力だと思うなのになあ。漫画より高い小説の文庫っていうのは何だか……。
いえ、まあ、独り言ですけどね。
●『6デイズ/7ナイツ』、『ユー ガット メール』をレンタル屋で借りてきて観ました。どっちも面白かったです。しかし、冒険アクションはともかく、恋愛映画を一人ビデオで観るってのは、最低な状況ですね……。なんていうか、それはもはや男としてこの世に存在する価値を否定されているような気分という感じでしょうか。
あ、そういや私は、「タイタニック」も一人で観ましたよ。あははははー!
スクリィィィィィン・セイバァーッ! ←なんだか剣を使った攻撃みたい
ジャバ・スクリィィプト!←「スクリ」って響きが、何となく回転系の攻撃みたい
メール・ボォォム! ファイヤー・ウォール!←そのまんま
ショォォォック・ウェイィィィブ!←そのまんま2(電撃系?)
アクセス・カウンタァァッ!←反撃技みたい
ダァァァイレクトッ・エェェェェックスッ!!←とどめの必殺技みたい
普段使い慣れた何気ない単語でも、一度は叫んでみるべし!
さて、どうしたもんかな……と、悩むこと五分。意を決して扇風機の覆いを外して中を調べてみると、ガタガタ音の原因は、中の留め具が緩んでるだけのことでした。
そうと分かれば後は簡単ですよね、ちょちょいのちょいで、留め具を締め直しただけの修理完了!
ですから、これからは人に「特技は?」と訊ねられたとき、自信をもってこう答えていきたいと思います。
「ええ、実は僕、こう見えてもメカの扱いには自信があるんです」
この日記が他の日記系サイトに比べて妙にネタが乏しい理由は単純でして、私がサイトを立ち上げるにあたっていくつか心がけている「決まり事」があるからです。でも、その決まり事が何なのかをくだくだと語ったりするのは、決まり事に反する行為なので、敢えて書かなかったり。
秘して語らず、されど厳然としてここに在る―――とまあ、そんな感じでやっていけたら、最高ですね。