2001年 10月の有意義な日々

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10月31日(水)    

 もう10月も終わり。急に寒くなってきました。色々な意味で。

●ふと思い立ってBIOSのアップデートに挑戦してみました。私の使ってるマザーボードはGIGABYTE社製なので、さっそくオフィシャルHPに接続して、最新のデータをダウンロードして、アップデートのやり方を説明するページを開いてみると――説明のページは英語。その時点で早くも諦めかけましたが、私の使用している現在のBIOSのバージョンは2、サイトに掲載されているバージョンは6(bate版は8)、結構開きがあるんでやはりアップデートしておこうと思い、英語の説明を勘で読みながらなんとか挑戦。一応、必要なデータはMOにコピーしてから恐る恐るチャレンジしてみると……一発で成功。なんだ、簡単じゃん! しかもアップデートしたら何だか画面の映りが微妙に綺麗に! うんうん、いい感じいい感じ。たったそれだけの事で、何だかパソコンに詳しい人になったような気分です。<錯覚


●webを巡回してて見つけたゲッター2好きな方のページ。 す、凄い……。ドリルに対する深い愛情を感じます。


●掲示板で教えて頂いた、新潟名物のHP。これ、東京じゃ食べられないんでしょうか。カロリー高そうですけど、ちょっと食べてみたいような。でも自分で作るのはちょっと勇気がいるような。


●先日紹介したサバッシュIIに続いて、今度はサバッシュI も復刻されるらしいです。う、嬉しい……。これも個人的には非常に思い入れの強いタイトルなんです。レトロPCゲームの中では、Ysシリーズと並んで、BGMが非常に素晴らしいゲームでした。それ以外にも「夢幻の心臓III」が復刻されるのは嬉しいですね。これ、ちょうどPCゲームがPC98の時代に移行する時期にPC88で発売されたゲームなんで、未プレイな方々が結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。これは名作ですので、レトロPCゲーム好きなら要チェックかと。料金がまだ発表されてないのが気になるところではありますが。


SFサイトへ100の質問に挑戦してみました。私の回答はここ。あんまし個性的な回答ではありませんけど。


●今月発売の「ザ・スニーカー」で、ちょっとだけ「カラミティナイト」の宣伝をさせてもらいました。「クリエイターズ・ナウ」という作家の近況コーナーなんですが、こういうところにコメントを書く機会って滅多にないのでちょっとドキドキしてます。

 それにしても、そろそろ今の仕事を何とかしないと、来年は大変なことになりそうだ……。



10月26日(金)    

 液晶モニターを導入してから三日目。眼が疲れなくなったのはいいんですが、今までと微妙に異なる画面の表示具合に違和感があって、なかなか思うように作業が捗りません。特に、エディターを使用する時のフォントサイズと画面の解像度のバランスがうまく調整できなくて。これまで数千枚分の原稿を書いてきた画面からいきなり違う画面へと切り替えたんで、脳内に焼き付いた画面と目の前の画面との間でややギャップがあるんですよね。
 ま、ワープロ専用機からPCへと移行した時ほどではないんですけど、馴れるまでもうしばらくかかりそうです。それと、パーツを一部取り替えてOS再インストールしたら、なぜかカーソルの移動速度が微妙に低下してしまったのも少し気になるなあ……。

 あ、それから話は変わりますが、以前日記に書いた「カラミティナイト」一巻の新装カバー版ですが、来月のハルキ文庫の新刊と一緒に書店に出回るらしいです。これで少しは新規読者が増えてくれるといいなあ……。でも、カバー以外の部分はまったく変更がありませんので、すでに一巻をお持ちの方は注意してくださいませ。どの程度の部数が出回るかはわかりませんが、あんまり多くない事は間違いないと思いますので、もしお買い上げ下さる予定の方がいらっしゃいましたら、来月中旬、大型書店のハルキ文庫コーナーを早めにチェックして見て下さいね。

 しかしまあ、微妙な違和感さえ抜きにすれば、液晶モニターは本当に素晴らしいですね。目への負担は期待していた以上に減りました。特に今月に入ってからは、夜中に何度も作業を中断しては目を覆って悶絶していたくらいに苦しんでいただけに、思い切って買ってよかったです……。<しみじみ



10月25日(木)    液晶モニター購入

 先日の日記で宣言した通り、早速液晶モニターを購入してまいりました。……これで、まだ振り込まれてもいない印税に早くも手を着けてしまったかと思うとちょっぴり複雑な気分がしないでもないですが、目にかかる負担が期待していた以上に和らいだので深く考えないことにします。
 それにしても、液晶モニターはいいですねー。こりゃブラウン管とは雲泥の差ですわ。ちらつきがなくなった上に文字の表示が鮮明になったおかげで物凄く快適。前のモニターは長時間使ってると、眼球に突き刺すような痛みが走るくらいキツかったからなぁ……。

 そのついでにHDDとグラフィックカードも買い換えて、OSの再インストールも敢行。ここしばらくウィンドウズが不安定だったのでモニターを買い換えた勢いでそのまま一気にやっちゃいました。再インストールをしてから、エディターのCDやメールやHPのパスワードを紛失していたことに気づいて、丸二日ほど作業にならなかったりもしましたが、とりあえず前者は無事に発見しましたし、後者はプロバイダにお願いして再発行してもらったので、全然問題ありません。そういう問題じゃないだろって気もしないでもありませんが。

 ともあれ、これで長時間の原稿書きも少しは楽になりそうなので、頑張って原稿書きたいと思います。

  ていうかしっかり働かないと財政ピンチ。



10月21日(日)    

 このところ眼精疲労でへたり気味です。変化に乏しい日常と相まって日記の更新もままならず。ぐぎぎぎ。


●最近のマイブームは鳥ハム豚しゃぶ。肉を煮て食すとさっぱり感が良いですね。余計な油を使わないと、食感がさっぱりするだけじゃなくて、食後の洗い物も楽になるのが密かにポイント高いかも。

●眼精疲労があまりにも酷いので、目に優しいとウワサの液晶ディスプレイの購入を決意。印税が振り込まれてから買おうかと思ってたんですが、ちょっともう限界かも。少しでも目が楽になるなら買い換えるか……。そういえば、ワープロ専用機で原稿書いてた時には、確かにここまで目が疲れなかったような気がするんですよね。

●某社の編集氏と打ち合わせ。来年のお仕事のお話。とりあえず来年のスケジュールはこれで目一杯。でも自分的にどうしてもやりたい仕事だったので、ここが踏ん張りどころ。

●あー、本当に目がしんどい。この日記書く間にも何度も目の下をマッサージしながらため息ばっかりついてます。こうなったらやっぱ液晶モニター買うしか! もう買う! 買う買う買う買う買い換えるーーー!
 物欲に火がついた俺は誰にも止められないぜ! 何故なら意志が弱いから!<ダメすぎ


 そんな訳で近日中に液晶モニター購入予定。お薦めの製品や注意すべきポイントなどありましたらお教え下さいませ。



10月4日(木)    

 ゲーム史上最高のRPGを二つ挙げろ――もしもそんな質問を投げかけられたら、私は自信たっぷりにこう答えます。

「それは、マイト&マジックVI と、サバッシュII だ!」

 いまではもう、すっかりゲーマーとしては現役を退いてしまった私ですが、かつてはゲーム無しの人生など考えられず、ゲームに勝る欲求が存在しなかった時期があったりします。そしてそんな私の底なしの欲求に十二分に応えてくれたのが上記のふたつのゲームです。このゲームより遊びやすくて、万人に受け入れられ易いゲームはこの後いくらでも出現しましたが、「いくら遊んでも遊び尽くせた気がしないボリューム」「極限まで自由度を追求した世界」という、ゲームジャンキーが渇望する二つの要素を、上記の二作以上の水準で備えていたゲームを私は知りません。要するに、「なんでもできる、どこへでも行ける」という、ゲーム好きの人なら一度くらい考える理想のゲーム像を、本当に実現してしまったのが上記の二作なのです。

 上記の二作とも、そのアホみたいな自由度の高さゆえに、「最初は何をやったらいいのか分からない」「買ってから三日くらい経過して、しかも結構やり込んでいるのだが、やはり何をすればいいのか分からない」「買ってから一週間くらい経過して少しだけイベントが進んだみたいだけど、それでもストーリーがよく分からない」という人がいそうなくらい、とっつきの悪さが特徴的なゲームです。マニュアルを読まずにプレイしたら完全にお手上げ、マニュアルを熟読しながらプレイしても半泣きという難易度です。

 ですが上記のゲームたちは、何をすればいいのか、どうすれば効率良く進められるのかを、プレイヤー自身が試行錯誤しながら挑まなくてはならないゲームなのです。序盤ではただゲームに翻弄されるだけだった自分が、いつしかゲームのシステムを逆手にとって、世界を好きなように冒険していることに気づいた時には強くなりさえすれば、世界の何処へでも行ける。そして強くなるための手段は、いくらでもある。だからより強くなるために、より遠くを目指して冒険する――。

 ……マイト&マジックVIはともかく、サバッシュIIは今から八年前、1993年にPC-9801専用で発売されたゲームです。しかし、当時は諸々の悪条件が重なってほとんど評価されることなく終わったゲームでした。しかし、それがなんと、最近になって復刻されていたのです!さすがに昔のゲームなので、いまプレイするとシステム面で遊びづらい面がありますし、前述しましたようにとっつきの悪さは否定しようもないゲームです。しかしながら、この復刻版ではゲームのほぼ半分(注:それでも数日は余裕で潰せるくらいのボリューム)が無料で遊べるようになってますので、お金を払わずともこのゲームがどんな内容なのかを実際に遊んで確かめることが出来ますから、興味のある方はとりあえず試しにプレイされては如何でしょうか。復刻の際のオマケ要素として、キャラクターメイキングのミニゲームをすっとばして、すぐにゲームがプレイ出来るボーナスデータがついてるのも嬉しいところですね。このミニゲーム、難しい上につまらなかったからいきなりここでゲームを投げ出す人が続出だったんですよね……。

 決して万人にお薦めなゲームではありませんが、ディープな方にはお薦めです。

  私も、時間があれば再プレイしたいところなんだけどなあ。


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