木桶醤油のカネモリ醤油 (合資会社森山勇助商店 :松江市 |
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現代の普通のお醤油は、ステンレス製のタンクの中で人工的に効率良く発酵が進むように温度管理され、数週間から数ヶ月間で造られていますが、カネモリの木桶醤油は、百年以上使われて来た木桶の中で2〜3年かけて醸造されています。 カネモリの醤油蔵には、この杉の木桶が百本近く並んでいて壮観です。 昭和30年代までは全国各地のお醤油蔵で、同じような光景が見られたのですが今やこれだけの数の木桶があるのは、カネモリの蔵だけになってしまいました。 |
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味の特徴を一口で言えば、エキス分が濃いせいかとても濃厚で複雑な味わいです。でもきつい感じはしません。 そして最大の特徴である木桶で仕込んだ醤油独特の香りがします。 現在50歳以上の方であれば記憶にあるかもしれませんが、あの昔の醤油の香りが強烈なのです。 ではこのお醤油がなぜ今日まで残っていたのでしょうか。 それは松江の人々が、昔ながらのお醤油の味が少しでも変わることを許さなかったからなのです。 ですからこの木桶の醤油は、松江の食文化が21世紀にもたらした奇跡なのではないかと思います。 |
森山勇助商店のHPへ 蔵元カネモリ醤油 合資会社森山勇助商店 松江市石橋町393 Tel.0852−21−2165 |
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