フィンランド
プロローグ
2001年3月、私は初めてフィンランドにいきました。
事の初めは娘の短期交換留学。フィンランドのバーサという都市の工業大学との交換留学に娘が応募したのは前年の11月。12月に他の3人の学生と共に派遣される事が決まりました。年が明けていよいよ準備を始めなければと娘と主人が大体の日程を決め、主人の知り合いの旅行社の方に航空券の手配をお願いする事になりました。ある日帰宅した主人「あなたフィンランドに一緒に行かない?」。行きたい!でも二人分の航空券となるとちょっとねぇ。所が次の主人の一言「往復で1人10万位だよ」。「いくぅ〜」即答していました。
それからが大変。とっくに切れてしまったパスポートを取らなくてはいけないし、娘の滞在中の為の手続きやらで忙しい日々を過ごしながらも始めてのヨーロッパにワクワク。やがて主人が2人の日程を持ってきたのですが・・・・・。私は「フィンランド5泊ぐらいして他には寄らなくて良いよ」と言っていたのですが、主人がどうせ行くならフランスでも寄ってくるようにとフィンランド3泊フランス3泊の日程にしてくれたのです。娘はフィンランドでさよならだからフランスは私1人。花の都パリで遊べるぞ〜、と思っていたら「フランスの空港までホテルから迎えの車頼んだから」と主人。「いいよぉ、そんな、勿体無いから」と私。1人っきりの自由な旅だもの、空港からも電車があるはずだし、タクシーかバスもいいし。お迎えなんかあったら面白くないじゃない。そんな私の気持ちを見通したのか「貴方の事だからマドモワゼル〜なんて言われたらひょこひょこ付いていっちゃうでしょ」。ガ〜ン、敵はお見通しでした。
元々私は鉄砲玉的な所があり、下手な英語でも何とか通じるので海外に行っても1人で行動してしまうのです。それを知っている主人は1人にしておいたら何をしでかすか分からないと思っていたようです。まっいいか、とりあえず空港とホテルの間だけだし。後は自由にあちこち歩き回れるし。フィンランドとフランスの本を買い込み何処へ行こうか色々考えるのは楽しい時間でした。
所がその後主人のイギリス出張が決まりそれが私達の日程とほぼ重なってしまう事になりました。流石に1週間もう1人の娘一人に留守番を頼むのは可哀相で、「イギリスからフランスだったら近いじゃない。フランスで娘をピックアップしてフィンランドに届けてよ。(まるで荷物)私は今回我慢するから」と言ったのですが、仕事で抜けられないとの事。もうチケットも頼んだので、姪を助っ人に頼み一件落着。ところがまた問題発生。出発まで2週間くらいに迫ったある日仕事から帰った主人が「あなた、フランスから帰るの13日だったけ?」 そうだけど、なんかイヤ〜な予感。「15日からハワイに行くんだけれどいっしょに行ってくれないかなぁ?」 そんなぁ、13日にフランスから帰って15日からハワイだと!出来る訳無いじゃん!結局フランスは無し。フィンランド3泊の日程になってしまいました。そんなドタバタで行ったフィンランド、もう1回是非行きたいと思うほど素敵な所でした。