ジンベースのカクテル
メニューによってステアやシェークなどの手順を略しています
美味しくいただくにはお酒類はあらかじめ冷凍庫で冷やしておくと良いでしょう
Gin & Tonick 〜ジントニック〜
ジンをベースにした人気のあるカクテル
大衆居酒屋に行ったことのあるひとならこの名前を一度は見たことがあるでしょう
トニック・ウオーターを使用する爽やかなのど越しのカクテルです
トニック・ウオーターは酒屋に行けば多分あります
無かったら三ツ屋サイダーでも…大丈夫かしら?
でもこの場合、市販のサイダーや水を入れると名前がジン・スリング(Gin Sling)になります
グラスに氷を入れてドライジンを入れそのあとに冷やしたトニック・ウオーターを注ぐだけ
比率はお好みで♪ライムを入れるとおしゃれ♪
Gin Rickey 〜ジンリッキー〜
ワシントンのレストランで考案されたカクテル
大き目のグラス(タンブラー)を用意します。
はじめにフレッシュライムを搾って、ライムの皮ごとグラスに入れてしまう
氷、ドライジン、ライムジュース、(ジンとライムジュースの比は2:1くいらい)、ソーダ水を入れます
Martini〜マティーニ〜
言わずと知れたカクテルの王様
“カクテルはマティーニで始まりマティーニで終わる”と名言があるらしい
松たか子が某時計のCMで、カウンターのバーテンダーに“強いの下さい”と言ったとき私は、ドライマティーニであって欲しいと密かに願いました(笑)
そんなことはどうでも良くて…
マティーニは日本のバーで一番オーダーされるカクテルです。カクテルをマスターしようと志すのであればまずはマティーニの本質に迫ることからスタートすべきとまで言われているそうです。
その理由は、マティーニの基本はジンとベルモットを混ぜて(ステア)オリーブを添えるというシンプルなレシピなのですが、ジンとベルモットの配合率で味わいが微妙に変るからで、混ぜ合わせる率の違いによって味が変る、その違いがわかることこそがカクテルの本質だとか…。
1979年アメリカで“ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック”という本が出版され、その中には268種類のマティーニのレシピが掲載されています。それだけマティーニへのこだわりぶりが理解できるといえるでしょう。
マティーニの名前の由来は諸説あって、イタリアのマルティニ・ロッシ社が自社製品のベルモットの広告のキャンペーンの為に考案したという説が強いです
ドライジンとドライベルモットを3:1で割って出来上がり、オリーブを沈める
その比率を4:1にすればドライマティーニになり、アーネット・ヘミングウェイが愛飲したカクテルとしても有名でありまして、彼の作品にもこのカクテルがたびたび登場します
彼の作品“モンゴメリー将軍”と呼ばれるマティーニはジン15にドライベルモット1という超ドライ。これは自軍が15敵が1という圧倒的優勢的にらない限り自軍を動かさなかった将軍にちなんで名づけられています。
ベースのドライジンをウォッカに変えると、ウォッカ・マティーニ(ウォッカティーニ)になり、テキーラに変えるとテキーラ・マティーニ(テキーニ)、日本酒に変えるとサケ・マティーニ(サケティーニ)というカクテルになります
またオリーブのかわりにパールオニオンを沈めるとギブソン(GIBSON)という名前のカクテルになります
Martini(Extra Dry)〜マティーニ(エキストラドライ)〜
シンプルな料理ほどバリエーションがたくさんありますがマティーニに関してもまた同じことが言えます
このエキストラドライはマティーニの中でも超辛口のカクテルです
その比率はドライジン:ドライベルモット=7:1
その比率を9:1にすればイギリスのウインストン・チャーチルがこよなく愛したマティーニのスタイルだそうです
チャーチルはベルモットを横目で見ながらジンを飲むスタイルを好んだとか…。執事にベルモットでうがいをさせてグラスに注いだジンに向かって“ベルモット”とささかやせたという逸話が残されています
Martini(Sweet)〜マティーニ・スイート〜
マティーニの甘口版。甘口と言ってもマティーニの中では甘口の方であるということです
ドライジンとスイートベルモットを2:1で割って出来上がり、ブラウンカラーに映える赤いチェリーを沈めて出来上がりです
Martini(Midium)〜マティーニ(ミディアム)〜
マティーニのドライとスイートの中間的な味のカクテルだそうだ(そんなの本当にわかるのかしら?(笑))
別名、パーフェクトマティーニ
ドライジンとドライベルモットとスイートベルモットを4:1:1で割ってオリーブを沈めてで来上がり
この三つの材料を同率で入れるとトリニティと言うカクテルになります。
ベルモットには食欲増進作用があるので食前酒に最適です
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