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雑想ノート6/15/99より転載 親と漫画。 受験時代は何度も何度も漫画を捨てさせられた(捨てられた、ではない)。 好きなものを捨てさせられて悔しかったんで何度も何度も買いなおした。 当時の典型的な会話。 「何で漫画なんか読むんだ」 「趣味だよ」 「何で漫画が趣味になるんだ?」 「漫画を趣味にしちゃ悪いの?」 「時間が食われるだろうが」 「趣味ってのは時間を食うものだろ?それとも趣味を持つなとでも?」 「趣味が悪すぎる」 「そりゃ価値観の問題でしょ。大体、人の趣味に口を出さないのはマナーだと思うが」 大学に入ったらうるさくはいわなくなったが、今でも父親はどうしても漫画は好きになれないと いう。たしかに自分の息子がこれだけうつつを抜かしていたら快くはないだろうが。 最近はあきらめたのか一つの趣味として認めてくれている。 そんな親の元で高校時代にコミケなんぞ行けるはずもない。 大学生になって初めて行ったというのはちゃんとそういう理由があるのだ。 なのに。家族でさえ大学生になってから行き始めたということを信じない。 友人連中は言うに及ばず。一体何故だろう?
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