2006.3.1
そよ風便り




初めまして、三年前からずっと、島健二さんと増田次郎さんのエッセイを読ませていただいております。

綾佳と申します。

高校入学の直前から、大学入学前の今日まで、ふと、思い立った時におふたりのエッセイを読んでいま

した。HPの検索で『旧制高校』と検索したのがこのHPに辿り着いたきっかけだったと思います。

私の祖父は亡くなり、祖母も戦争中は小学生でした。

なので、エッセイ中にある戦前の話、戦時中の話、また戦後の話は私がとても知りたいと思っている時代

への扉となっておりました。


実際にその時代を生きたおふたりの言葉は、教科書などで習うよりもそれぞれの事柄について考えさせら

れました。教科書で習う『かたち整えられたもの』ではなく、『生きている時代』を知りたかったんです。

それがおふたりのエッセイの中にある、そう思って今まで読んできました。


何故今回このようなメールをしたのか、といいますと自分の人生に近くひとつの区切りがつこうとしてい

るからです。その区切りのひとつとして、

三年間私に考えるテーマを与えてくださったお二人にメールさせていただきました。

お二人のエッセイを読んでいる者がいることをなんとなく知っていただきたかったかもしれません。

突然のメールのこのような内容で驚かれたのでしたら申し訳ありません。

失礼なメールとならないことを願います。



寒い日と暖かい日と、温度差が激しい日が続いていますがお体にはどうぞお気をつけ下さい。

これからもお二人のエッセイを楽しみにしております。

今までありがとうございました。

そして、これからも頑張ってください。

応援しています。
                                                 綾佳
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