2017.1.24
生と死
88才にもなると身近な人の死亡通知に接することが増えます。
不思議なことに私と同年代の人は長生きな人が多いようです。
高等学院同級生(海兵復員,工業経営科卒)のM君は毎年元旦に電話で話をするのが慣例になってしまいました。
今年は彼から電話があり、「俺はまだ生きているぞ。 お前もよく粘るな。 今度熱海の老人ホームに入ることに
したぞ。 俺が死んだら葬儀委員長はお前に頼むぞ」 どちらが先に死ぬかは神のみぞ知る。
同じく同級生の(但しクラスは違った)Dさんはごオーナー会社の会長さん。
都立6中の出身で、わたしより3歳上の陸士から復員しての高等学院・応用化学科卒。
高等学院時代は全くお付き合いがなく、学院時代の同級生付き合いから親しくなった方です。
91才でまだお元気。今年もきれいな年賀状を頂きました。
旧制中学のクラス会は一昨年まで毎年4月に開催されていましたが、昨年から案内が来なくなりました。
会長のU君が他界されたと思われ寂しいことです。それでも多くの友人はまだ健在で、私の年代は戦争中
栄養が取れなかったため成人病にならなかったのではないかと思います。
悲しいことに若い友人が多数亡くなられ、寂しい思いをしています。
私の部下だったS君は私より10歳以上若かったのに昨年他界しました
また友人の造園業H氏は急坂で転んで急逝されました。
私の実妹M子も突然世を去りました。姪のKが先日知らせてきました。
私はしぶとくいまだに生きています。
果たしてそれが幸せなことなのかどうか。佐藤愛子さんの著書ではありませんがはなはだ疑問です。
ピンピンコロリという言葉が流行ったことがありましたが、私も望みはそれです。
首尾よく望み通りになるか、なることを信じて足腰を鍛えピンピンに向かって努力しています。
コロリとゆくかどうかは神様が決めてくださるでしょう。
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