2016.12.19
近隣諸国のこと



1.韓国のこと

 朴槿恵大統領は弾劾が成立して失職しました。

 反日でスタートしたが、経済不況で八方ふさがりになり日本と和解する方向に路線を切り替えた矢先でした。

 反日が国是。反日さえやっていれば国民の支持は得られる。

 今度新しい大統領が選ばれたらまた反日政策再開で、せっかくの慰安婦合意、安保政策など全部ご破算になる

 のではあるまいかと懸念されています。

 日本からすると韓国は貿易相手として第三位。約7%を占めていると聞いています。

 韓国からすると日本のシェアはもっと高いのではないでしょうか。

 いずれにせよ双方どちらにとっても大事な相手国であることは間違いないと思います。

 誰でも嫌われていると思えば、その相手の顔は見たくありません。

 韓国でも多分日本からの観光客を誘致したいと思っておられるでしょう。

 日本に来て仏像を盗んだり、神社仏閣を汚したりして相手に好感を持たれるわけがありません。

 韓国を訪問する日本人の数はかつての韓流ブーム時代より減っているようです。

 中国からの観光客は最近激減しているようです。

 どうして近隣国と仲良くできないのでしょう。

 恨みがあるのは理解できますが、それをいつまでも引きずるのはよくわかりません。

 利害得失を考えたら仲良くすること、共存共栄しかないはずです。

 韓国国民の自覚と日韓両国の真の友好実現を心から祈ってやみません。


2.中国のこと

 中国の人口は世界各国に比べ桁違いに数が多いようです。

 そして民主政権に統治されたことは有史以来なかったのではないでしょうか。

 日本も戦後70数年を除けば、民主的政権は存在しなかったのですから中国だけが例外ではありません。

 しかし現在の共産党独裁政権はかなりその程度がひどいようです。

 海の向こう側の真実の姿は正確に把握できません。  

 しかし新聞雑誌の伝えるところでは、言論の自由はあまり存在しないようです。

 私は中国の政治状況を聞くたびに、戦時中の我が国のことを思い出すのです。

 私は戦時中の諸悪の根源は言論の圧迫にあったと思っています。

 憲兵、特高と聞くと恐ろしいという印象しかありません。

 今でも第一京浜国道の交差点に立って国民を監視していた憲兵の姿を思い出します。

 なぜアメリカとの戦争に反対しなかったのと聞かれますが、私は戦争賛成者でした。

 当時戦争反対を唱えたら逮捕されていました。

 政府の方針に反対したら大変なことになりました。

 言論の自由などという言葉は死語でした。

 中国は新聞雑誌の伝えるところでは言論の自由が皆無のようです。

 それはかつての軍国日本の政治体制と同じです。

 軍国中国。戦えば必ず勝つ。必勝の信念。

 そんな独りよがりな考えで国を運営することは危険極まりないことです。

 中国は危険な領域に足を踏み出そうとしています。

 あの国のやっていることは大日本帝国陸軍のやり方と恐ろしいほど重なって見えるのです。

 いつか危険な橋を渡ってしまうのではないかと恐れています。


3.北朝鮮

 この国は論外ですね。 

 原爆。ミサイル、潜水艦。 三代にわたる金独裁政権。

 国民が餓死しても金正恩は肥え太っている。

 この国の存在は国際平和に対する脅威の最たるものです。


4.ロシア

 この国は歴史的に条約を守らないことが国是だった国です。

 私が覚えているだけでも日ソ不可侵条約違反、ポツダム協定違反(日本が無条件降伏した後日本に侵攻し北方領土を奪った)

 戦時捕虜の取り扱い違反(捕虜をシペリアなどに強制連行して労働を強制した)などが思い出されます。

 全ての国民が日本に対する行為を反省していません。

 いうことを信じてはいけません。 アメリカとは違います。

 日本はこういった国々に囲まれています。 そのことを忘れはいけません。

 これらの国々と公正な商売ができると思うのは危険です。

 うかつに進出して困っている会社がたくさんあります。 法治国家ではないのです。
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