2016.6.10
笛吹けど踊らず
変な表題ですが私の思うところを書かせていただきたいと思います。
アベノミクスと政府は必死に宣伝しています。 しかし安倍さんが言うようには景気がよくなりません。
日銀はお金をだぶつかせています。 日銀ができるのはここまでだと思います。
企業はかなり儲かるようになりました。
新聞によると利益が増えた会社が多いようです。 金は天下の回り物といいますが、いくらだぶついても回らなければ
景気は良くならないのではないでしょうか。 会社の内部留保として事業会社から銀行の金庫にたまっていては、世間
の景気は良くならないのではと思ってしまいます。 月給を上げれば利益が上がらなくなったとき困るのはわかります。
賞与の形なら、退職金に響くこともないし、ぜひ従業員の懐を温かくして財布のひもが緩むようにしてほしいものです。
笛吹けど踊らずと書いたのは、大企業幹部の方々の経営方針に物申したわけです。
自分たちがケチケチムードで貯金を殖やしておいて、世間が金を使ってくれないから景気が悪いというのは筋が通らな
いのではありませんか。世の中に金が回らないのはご自分の経営方針のせいではないでしょうか。
今は皆さん買いたいものがあまりありません。
かつては自動車、エアコンテレビなど買いたいものがいろいろありました。今は買いたいものがなくなっています。
消費者の財布を開かせる製品がなくなっています。
今皆が心配しているのは老後です。
ご自分の会社の従業員の老後を保証するような投資はできないものでしょうか。
少なくとも70才まで働けるような職場つくり。
できることなら80才まで働き、そのあと田舎に土地を用意してそれを退職者に分譲する。
田舎に行くと自動車なしでは生活できません。 老人には車の運転は無理です。
セミ自動運転の車の需要は間違いなく増えるでしょう。 何でも老人仕様の品物が売れる時代が来ます。
かつて若い人向けの製品が売れていましたが、こんご20年以上は高齢者向けの製品を出さなければ儲けることはでき
ないはずです。
スマホもそうです。老人は新しいものを使いたがりません。
パソコンも機能を絞って安くて使いやすいものを売り出して下さい。
魚のいない池で釣りをしてもつれません。魚はどこにいるのか、餌は何か、どうぞ年寄りを釣り上げてください。
われわれ老人ががどういう品物を欲しがっているのか。 研究してください。
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