2016.3.10
原発のこと




大津地裁が原発の運転を差し止めました。

理由は関電の説明が安全だというには不十分だといっているそうです。


何を考えているのでしょう。

裁判官は身分の保証がある人もうらやむ特権階級です。


世の中は危険に満ちています。

物騒なものの最たるものは自動車です。

自動車は事故を起こすからといってこの裁判官は誰かが運転差し止めの請求をしたら差し止め判決を出すつもりですかね。

飛行機についてはどうでしょう。

墜落したら社長を死刑にするといったら、航空会社の社長になる人はいなくなります。


全ては確率的に安全だと考えられるように設計製作して、やらなければならないのです。

そうしないと人類は生活ができなくなります。

地球温暖化は間違いなく進行しています。

原発は地球温暖化を防ぐために必要なものです。

地球温暖化を防ぐために太陽発電をすることは正しい。

しかし太陽発電だけで今の地球温暖化を防ぐのは無理です。


私は法律というものは常識的なものだと思っていました。

しかし法律家の中には自分たちの間でしか理解できない言葉、論理を使って理解できない判決を出す人がいるのですね。

非常識な人は裁判官に向いていないのです。

国会には裁判官弾劾裁判所という機能があるそうですが、今回判決を出した人は弾劾に値するのではないでしょうか。

原子力委員会はかなり厳しい審査を行っているようです。

専門家が万能だとは思いません。

全知全能だとも思いません。

しかし専門家が安全だと考えたことを信用しないのは間違いです。

専門家は万一事故が起こったら責任を問われます>

臆病もので無責任な人ならダメといっているのが一番安全です。

それを合格というのはよほど自信があるのでしょう。

それを知識のないものが怖いといって、説明不足だとにげて差し止め判決を出した。

この裁判官はことなかれ、無責任、臆病ものだといわれても仕方がないと思います。

国会には弾劾裁判を起こしてもらいたいと思います。

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