2016.3.7
またまた中国のこと



私は外野席の観客で、情報源は新聞、テレビ、インターネットだけですから見当違いなことを言っているのかもしれません。

でも戦前の世界を見聞きした老人として心配なことをもう一度書いてみたいと思います。

日本の戦前は「追いつめられている感」が非常に強かったと思います。

現在の中国はどうなのでしょうか。

何しろ広い国、膨大な人口、一口にはとてもいえそうにありません。

強面な発言で諸外国を恫喝する政府首脳。

爆買いをする一部の国民。伝えられるところによると食うや食わずの貧困層。

過剰投資でゾンビ状態になっているらしい国営企業

海空軍を中心とする強大な軍備

共産党一党支配を守るための言論統制

盲人が象に触って様々な異なった感想を述べた話を子供のころに聞きました。

中国はまさしく巨象、この国のことを一言でいうのは不可能でしょう。


恐ろしいのは習近平さんにも本当のことはわかっていないのではないか。

中古の、おそらくは旧式な航空母艦を持って、戦争できるつもりでいたら大変です。

かつての軍国日本が身分不相応な戦争をして滅亡したのとあまりに似すぎています。

自分で強いと思い込む。 戦えば必ず勝つ。

そんなことは荒唐無稽な夢です。

中国は70年前に戦争をして、全国土が荒れ果てた。

かつての中国は米英の支援を受けて日本を退けることができました。

いま米国と戦ったとしたら信頼できる味方があると思っているのでしょうか。

ロシア?

ロシアは勝ち馬に乗るのが得意です。

どちらが勝つか見極めて、最後の勝負が決まる時に後ろから最後の一撃を加える。

軍備に金をつぎ込むのは無駄なことです。

アメリカには所詮及ばない。

旧ソ連はアメリカと軍拡競争をやり、最後に負けています。


私は中国にもかつての軍国日本と同じように青年将校がいて、党の軍隊のつもりが軍が党の鼻面を引き釣り回そうとし

ているのではないかと思うのです。

習近平さんはもしかしたら軍の傀儡。 おそらく数年のうちに真実が明らかになるでしょう。


私の心配が当たっていないことを祈ります。

もし中国が暴発したら日本にも必ずとばっちりが来ます。 とばっちりでも下手すると日本は焦土になります。

米国は国論が真っ二つに分かれているようです。

トランプさんを大統領にしようという人たちは、おそらく中国先制攻撃を辞さない人たちでしょう。

皆さんはどう思われますか。
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