2014.11.23
「平和」という幻想


私は平和という「言葉」が大好きです。

日本は幸いなことに戦後70年間戦争から無縁で過ごせました。

世界中でこれほど長期にわたり戦争から全く無縁で過ごせた国は日本以外にないのではないでしょうか。

しかしそれは「平和憲法」があったからでしょうか?


現在の平和憲法は戦後日本が再度戦争を起こせないようにと、がんじがらめに日本の再軍備に縛りをかけようとした

占領軍の強制だったことはほぼ間違いないようです。 皮肉なことに米ソ対立が直ぐ表面化したのはその直後でした。

朝鮮戦争勃発後、占領軍が日本に再軍備を迫りました。

日本人を理解できず、共産主義者に操られていたのを気づかなかったのは今も変わっていない米国人の人の良さです。


米国人は決して外交が上手だとは思いません。 日本人も同じです。

日本は軍備を持たないから力によるごり押しはできません。 米国、ロシア、中国はごり押し外交をやります。


武力の裏付けがない外交は、口先外交すなわち平和外交になります。

日本は日米同盟と東南アジア諸国、オーストラリア、インドなどとの連携により中国の圧力を押し返そうとしています。

武力による威嚇のない外交は迫力はありませんが、尊重すべきです。

威嚇で止まらずに本当に戦争が起こったら、人類は絶滅するでしょう。


戦争を起こさせないためには、相手にもしかしたら負けるかも知れないと思わせる態度の武力を持つことが必要だと思います。

戦争を起こす権力を持つ人々に、もし負けたら戦犯裁判にかけられ処刑されるという不安感を持たせるしかないと思います。

彼らの足ることを知らない欲望をふくらませないために。 われわれはささやかな平和な生活を望んでいます。


沖縄の人たちは中国の領土になりたいのですか?

北京の空をテレビで見ましたか?

香港での自由選挙を求めるデモのテレビを見ましたか?


取り返しのつかないことにならないように。

外交による平和活動と必要な軍備を持ちましょう。

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