2014.6.21
日本人の中に戦争をしたい人がいますか?
国会やいろいろな場で、集団自衛権を認めるかどうかでカンカンガクガクの議論が行われています。
「集団自衛権を認めたら日本は再び戦争に巻き込まれる」と国会議員、学者、新聞人など大勢の方が真剣に
なって主張しておられます。 皆さん本当にそう信じておられるのですか。
アメリカはベトナム、イラク、アフガニスタンで戦争して大分懲りたようです。
アメリカの大統領は戦争を始める権限を持っているようです。
それでも民主主義国ですから、国民が好まなければ戦争に踏み切ることはできないようです。
イラク戦争がなかったらアメリカはシリアで巡航ミサイルを発射していたでしょう。
アメリカといえども国民が一致して求めない限り戦争は始められません。
日本人は大多数の人が戦争だけはご免だとおもっています。 その日本が戦争を始めることはあり得ないことです。
中国はどうでしょう。
偉い人の言うことに反対したら刑務所行きです。 かつての大日本帝国と同じです。
私は中国人に知り合いがいませんから、新聞やテレビで報道されていることを信ずるしかありませんが、多分これ
は真実でしょう。 中国軍人は勇ましいことを発言しています。
ハワイから東はアメリカの縄張り。西は中国の縄張りでどうだと言っています。
かつて大日本帝国は満蒙が日本の生命線だと言っていました。当時少年だった私は本当にそうだと思っていました。
中国では多数の人が当時の私と同じように政府がかつての中国の栄光を取り戻すというプロパガンダに同感している
でしょう。
当時日本はABCD包囲陣で封じ込められようととしていました。
Aはアメリカ、Bは英国(ブリテン)、Cはチャイナ(中国)、Dはオランダ(ダッチ)です。
まさに集団自衛権を行使したわけです。
日本は非科学的な思想で無謀な戦争にずるずると突入して、まさに亡国の瀬戸際に陥りました。
同じ過ちを繰り返すほど日本人は愚かでしょうか?
自衛隊の手を縛って不意打ちの攻撃に対処できないようにすることで一番喜ぶのはどこの国でしょうか?
自衛隊はややこしい行動基準で縛られたら応戦できません。
みすみす好戦的な国の軍隊に不意打ちを食らって、尊い命を失うことになります。
私には自衛隊をそのような立場に置くことは耐えられないことです。
どうぞ自衛隊員の身になって愚かな神学論争をやめて現実的な対応をしようではありませんか。
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