悪夢
2013.8.2


5月5日にマンションの廊下で転びました。軽い歩行器が身体を支えてくれず、後ろ頭を鉄の扉に強打したのです。

その際30年前に痛めた頸椎を再び痛めました。

最悪の怪我でした。軽くてバスに持って乗れる歩行器が徒になりました。

救急車のお世話になり近所の国立埼玉病院に入院しました。いろいろ検査した上で5月21日に手術を受けました。

埼玉病院には脊椎の専門医がおられ手術は大成功でした。リハビリをして7月18日に退院しました。



手術は全身麻酔で5時間ぐらいかかったようです。その間すごい悪夢を見ました。

悪夢であることは意識にあり、こんな変わった夢は是非皆さんにお伝えしようと思っていました。

しかし翌朝にはすっかり忘れていました。ダンテの神曲に匹敵する作品は夢で終わりました。残念。



私は退院後帰宅して自宅でリハビリをしています。

退院後はリハビリ専門病院で3ヶ月ぐらい療養するのが普通だそうで、随分そのコースを進められましたが帰宅して

前からお世話になっていた先生の指導を受けることにしました。結果は成功のようです。

8月21日に主治医の診察を受けに行きます。主治医におどろいてもらいたいと思っています。

怪我する前の状態に戻れるかどうかは分かりません。何しろ間もなく85才です。

年齢相応ということを考えるべきでしょう。高望みせず老後を少しでも意義あるものにしたいと思っています。

翻訳の仕事は早速再開しました。


私は相変わらず幸運です。マンションの職員、知人、そのほかあらゆる人から支えられて生きています。

皆様のご友情に答えるためにももう一度元気にならなくてはと日々リハビリに励んでいます。

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