2012.2.17

自分だけよければそれでよいのですか?


静岡県島田市の市長さんが被災地の可燃瓦礫の焼却を引き受けて一部の市民から非難されているようです。

市長さんは非難されるとなお闘志が湧いてくると言っておられるようです。

もっとも市民の中からは非難の声ばかりでなく、被災地への協力に賛成の声も挙がっているそうです。


神奈川県は県知事が瓦礫処理に協力しようではないかと言ったら、ひどい非難を浴びているそうです。

集会で説明しようとしても、怒号で説明の声が聞こえないそうです。県民の全てがそういう身勝手な人たち

だとは思いません。しかしそういう反対の人たちは声が大きいのが普通のようです。


東京都知事は、ぐずぐず言うやつがいたら「黙れ」と言ってやれと言ったそうです。


日本のどこを探しても地震の心配をしないで住めるところはないようですね。

東京直下型、東南海。 どこもいつ地震が起きてもおかしくないようです。

放射性物質を含まないゴミの焼却に反対する人は、自分が地震に遭わない自信があるのでしょうか?

自分の住んでいるところで地震が起きたら、瓦礫はどうするつもりでしょう。


自分だけよければそれでよいとでも思っているのでしょうか。


日本人が昔と比較して品性が下劣になったと言われても仕方がないなと思います。

瓦礫の処理に協力しない人は、恐らく自分の町で地震が起きたら真っ先に早く瓦礫の処理をしろと騒ぐ人たち

でしょうね。私は心狭い人間ですから、そういう人たちには義捐金を上げたくないと思います。

ボランティアはそういう人のお宅を素通りしてもらいたいと思います。


何しろ高級車を買うお金があるのに、我が子の給食費を払わない人がいるそうですから。

被災地でものが不足していると報道されたら、すぐその品物を買いだめしたため、スーパーの店頭からものが

消えたそうですから。自分が被災したときのことなど考えもしない人たちでしょう。


地震が起きたときに被災地の人々は乏しい食料を譲り合い、日本人は我慢強いと世界中で賞賛の声が挙がり

ました。同じ日本人なのにとつくづく思います。

こういう自分さえよければという人々が増えたら、日本は滅亡するでしょう。


悲しいことです。残念なことです。

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