2011.1.20
第二次菅内閣は誕生したが
菅さんが内閣を改造しました。例の通り、菅さんは最強のメンバーを選んだと自画自賛し、これに対し野党の
党首は悪口を並べています。
ところで菅さんの自画自賛の台詞には、ちょっと無理がありそうです。最初の組閣から何ヶ月経ったか、よく
思い出せませんがまだ半年も経ってはいないような気がします。菅さん自身が仮免から本免許になったところ
だと失言したくらいですから、ほかの大臣もまだ何もやっていないようなものだと思います。それにもかかわ
らず早くも首のすげ替え。それを最初の人選が間違ったと言わずに済まそうとしている。
菅さんがやることを見ていると、ただ総理大臣をやめたくないというだけの行動ではないかと思いたくなります。
何故そこまで総理の座に固執するのでしょうか。
残念ながら、政界という所はどうも自分の地位、収入のことしか念頭にない人が集まっているところのように思
えます。与謝野さんは立派な人なのだろうと思っていましたが、どうやら買いかぶりだったようです。
「ブルータスよ、お前もか!」と言いたくなるのは私だけでしょうか。
消費税増税が避けられないようです。そうなれば衆議院解散・総選挙は避けられそうにありません。
総選挙になったとして、私には残念ながら支持したい既存政党がありません。
私が支持したい政党は、
1.憲法を改正し再軍備する。
2.農業の抜本的構造改革を断行する。(企業の農業参入を認める)
3.TPPに参加する。
4.消費税を引上げて持続可能な福祉制度を築く。
5.日本全国で一票の格差をなくし、議員定数を減らし議会予算をカットする。
(少なくとも参議院は全国区だけ。衆議院も広域選挙区にする。議員商売が成り立たないようにし、
地域密着は地方議会に任す)
6.地方に思い切って主権を与える。(赤字の地方はその責任を住民が負担する)
そういう公約をする政党ができないものか。それが実現しないと、日本は間違いなく駄目になります。
民主党も自民党もそのほかの政党も、全部解党して主義主張が同じ人が集まって貰いたい。
党内がまとまらなければ、どの政党が政権をとっても政策は実行でないはずです。党首の足を引っ張る人が
同じ政党にいるというのは、おかしくありませんか。
政党が分裂しないのは、金銭的損得しか考えないからだと思います。
今度こそ日本人は正しい選択をしなければいけません。
マニフェストなどという怪しい俄か作りのカタカナ公約に騙されてはいけません。
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