2010.9.4
今年の夏



今年の夏の暑さは格別でした。9月4日というのにこの暑さ。全国で熱中症による死者が続発。82才でよく

この暑さを乗り越えたものだと、我ながら我がしぶとさに呆れています。

その猛暑を一段と暑くしてくれているのが、民主党の代表選挙です。

菅対小沢! 日本には人がいないのか? ただただ情けない限りです。菅も小沢も脛が傷だらけ。


小沢は検察が無実を証明してくれたといっています。

どうして検察が無実だといったなどと強弁できるのでしょう。検察は小沢の犯罪隠しが巧妙なので、とても有罪に

持ち込めないといっただけだと理解しています。小沢は「私は有罪判決を受けるようなドジは踏んでいません。

田中、金丸両先生の教訓を生かして、巧くやっています」というべきです。

小沢はまたまた裏付けなしで国民を騙すつもりで、空約束を並べています。

前回の衆議院選挙のマニフェストは空約束で「政権をとれば金は何とでもなる」と国民を騙しました。

騙された国民は馬鹿だけれど、騙した小沢は犯罪者の資格が十分にあります。何としても彼を鉄格子の中に追い込

みたいと思っています。


一方のも頼りない人です。攻撃はできるが、守備では全く無能といわざるを得ません。

自民党がここまで日本を悪くしたといっています。しかし政権交替した以上、自民党が悪いといっているだけでは済

まないのです。外野席から見ていると、どうやったら現状を打開できるのか、智恵が全くないように見えます。


日本はどちらが総理になっても迷走を続けそうです。この円高、株安が続けば日本の製造業は間違いなく海外に移転

して行くでしょう。金持ち優遇だの、企業優先だの、コンクリートから人へなど寝言を言っている間に、日本経済の

没落は進んで行きます。自分の子供や孫が失業するまで、この馬鹿な政策を支持するインテリが沢山います。本当に

情けないことです。


菅は一に雇用、二に雇用、三にも雇用と言っていますが、念仏を唱えていても雇用は増加しません。製造業が国外に

流出したらどうなるか。アメリカを見れば明らかです。

製造業が国内にとどまれるようにするためにはどうすればよいか、自分でわからなければ賢い人に聞けばよいのです。

日本の株価は下がっています。製鉄会社の株式をインドの財閥に買い占められたらどうなりますか? 

日本の進んだ技術は全部向こうに持って行かれます。

日本人は研究開発の技術者だけが必要で、ほかの人は皆リストラされるでしょう。そうなってからでは遅いのです。


馬鹿な政治家、馬鹿な国民。60数年前に国を守るため生命を捧げて下さった先輩に、顔向けができないと思うのは

私だけなのでしょうか?

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