2008.9.10
スペイン語の勉強
増田 次郎
今年4月からNHKのラジオ第2放送でスペイン語講座「毎日スペイン語」を聞いています。
開講から間もなく半年になります。スペインや南米に行くことなどあり得ないのですが、スペイン音楽の
ピアニストやフラメンコの歌い手、ダンサーの友達ができ、俄にスペインが身近になったのが勉強を始め
たきっかけです。
残念ながら80才の老人が新しい外国語に挑戦するのは、ちょっと無理だったようです。スペイン語の文
法がこれほど複雑だったのはまことに意外でした。動詞の活用などとてもついて行けません。聞き始めて
間もなく、スペイン語の読み方だけでも覚えようと思い、もっぱら発音の真似に力を入れています。
半年が終わったらテキストの4月号に戻って、アルファベットと数字だけでも覚えようと思っています。
できたら月と曜日の名前も覚えたいことの筆頭です。
スペイン語の勉強をしたことの実益は、翻訳にスペインの地名や人名が出てきたとき仮名書きがより正確に
できるようになったことです。スペイン語ではHを発音しません。代わりにJの発音が英語のHになります。
Gも同じような音になります。従って英語の人名ジョージは、スペインだとホルヘになります。
カルメンに出てくるホセの綴りはJoseです。
ラジオの講師下田幸夫さんには、スペイン観光の話や習慣など大変面白く聞かせて貰いました。
物にはなりませんでしたが、少なくとも認知症の予防には役立ったようです。
読者の皆様も「老いて学べば死して朽ちず」の精神で新しいことにチャレンジされるようお勧め致します。
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