2009.6.19
政権交替


                                                                              増田 次郎


長い間ご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。

久しぶりに今私の心配していること、私が求めていることを書かせて頂きます。お読み頂ければ幸です。

長年続いた自民党政権も、ついに終わるときが来たようです。

恐らく今年の9月には、民主党政権が誕生しているでしょう。自民党政権はこのところ日本人の閉塞感を解消

することに失敗し続けてきました。これでは政権を失うのは当然だと思います。


ところで一番心配なのは民主党政権が、公約している安全保障政策です。中でも一番心配なのは日米関係です。

インド洋で行なっている海上自衛隊の給油中止、ソマリア沖の海賊対策の中止、米軍は沖縄から出て行け。

これは余りにも危険です。 政権交替のために自民党と違うことをいったけれど、政権をとったら国際関係の

急激な変化はやりませんと言って下されば安心しますが。私は北朝鮮がもしミサイル攻撃をするなら、相手は

日本だろうと思っています。そうなったときには、米軍が反撃してくれるだろうと思っていましたが、民主党

が本当に「米国さようなら政策」を実行したらこの米軍の反撃は期待できなくなります。
 

自衛隊大嫌いの政権の下で、自衛隊が命を捨てて国を守ってくれることはあり得ないでしょう。韓国も中国も

日本大嫌い。日本はいったいどうなるでしょう。
 
民主党は政権交替だけが目的であっては困ります。現実離れしている政策は改めて、日本国民の生活をしっか

り守って欲しいと思います。

率直に言って、民主党の現在の最高幹部はほとんどが古いタイプの政治家ばかりです。私はこの人たちに全く

期待していません。頼りにしたいのは新しい人たちです。政権をとったら古い政治家を引退させて新しい日本

政治をつくって欲しいのです。でなければ政権交替には何の意味もなくなります。


かつて明治維新の時幕府が倒れ、下級武士が政治の中心になり、それまで主張していた攘夷を捨てて、開国、

富国強兵政策をとりました。今回の政権交替は平成維新でなければ何の意味もありません。

革命を、維新をやって欲しいのです。果たして政権交替の後、どうなるか。小沢一郎のお陰で当選したから、

小沢のいうとおりでは日本国は間違いなく滅亡します。


明治維新の後10年間で、西郷さんを含め新政権樹立の功労者が大勢失脚しました。

その歴史を忘れてはいけません。大切なのはこれまでの政党を離れて、古い体質を一掃することです。

幕府の要職にいた人でも勝海舟や、榎本武揚などの人材は明治政府に入り活躍しています。


今度の選挙をぜひ平成維新にして下さい。


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