2007.8.25
福岡の酒酔い運転事故から1年



                                                                                   増田 次郎


福岡市の元職員が酒酔い運転で追突事故を起こし、幼い子供3人を殺してから1年になったそうです。

まだ裁判が続いているそうなので、感想を書かせて頂きます。


日本は法治国家ですから、この犯人にも裁判を受ける権利があるのは当然です。

しかし酒を飲んで自動車を運転して、3人の幼児が死亡する原因を作ったことは事実ではないのでしょうか。

私は若いこの犯人にも再起のチャンスを与えてやりたいと思っていましたが、新聞の伝えるところを聞くと

その気が失せてきました。

弁護士の法廷戦術かどうか知りませんが、刑を軽くすることだけを目的として裁判を長引かせているのは大

変不愉快です。裁判官が長い時間をこの裁判にとられたとすれば、国の司法関係費用の支出が増えるのでは

ありませんか。犯人は一日も早く裁判を終わらせて自分の罪を償い、これからの人生を遺族に、また社会に

対する贖罪に当てるべきだと思います。


この犯人は遺族のお気持ちをわかっているのでしょうか。おそらく自分の犯した罪の重ささえわかっていな

いのではないのでしょうか。事故後一旦現場から逃げて、酒の酔いを覚ましてから出頭したなどと伝えられ

ていたと思いますが、私の記憶違いでしょうか。
 

弁護士も愚かだと思います。弁護士は正義の味方だと思いたいのですが、自分の収入のことしか考えていな

いのではないかと思います。犯人は有期刑になるのでしょうから、いずれは出所するでしょう。出所したと

きには世間が忘れていると思っているとしたら、それは甘いのではありませんか。

犯人に再起の機会を作ってやることこそ、弁護士の大切な仕事ではなかろうかと思いますが、違いますか。

本人も、その両親も、弁護士も、出所した後はやくざの〇〇組にでも就職するつもりですか。

おそらくまともな会社がこういう人間を雇用するとは思えませんね、履歴書にいつからいつまで〇〇刑務所で、

これこれの罪で服役と書いてあったら、そして反省に疑問があると推定されれば、私なら雇いません。

おかした罪の重さを考え、潔く刑に服し、罪の償いをして社会に出れば、再起のチャンスが与えられるでしょ

うが、悪あがきすれば社会から見捨てられるでしょう。
 

自分が酔っ払って人の命を奪ってしまったことを自覚しない限り、私は不可能なことを承知の上で、極刑に処

してやりたいと思います。そんな人間がまた社会に戻り、車を運転するなど絶対反対です。

と書いていたら、福岡市の職員がバイクを運転してまた飲酒運転事故を起こしたとネットで報じられていました。

市長が渋い顔で唇を噛んでいる写真を、見たところです。

市長は辛いでしょうが、部下の不始末は謝るしかありません。
 

本人は懲戒免職になるそうですが、馬鹿なことをしたものですね。家族が哀れですが、やむを得ないことです。

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