2006.10.4
ミクシィのお付合い




                                                                              増田 次郎


近頃評判のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とやらいうインターネットのお遊びがあります。

SNSとは「共通の趣味や仕事を持つ者同士が集まり、意見を交換しあったり知り合いを紹介しあったりする

ことで、新たな人脈作りやコミュニティの形成につながるWebサイト、あるいはそうしたWebサイトを提供す

るサービスを指す」のだそうで、いわば電子版談話室というのか井戸端会議のようなものらしいのです。


日本ではこれを運営する会社に「ミクシィ」があり、ここが先日株式を証券取引所に上場して大変な評判にな

りました。ホリエモン事件以来いわゆるIT企業は怪しい商売視され、株価は下落して、すっかり人気が離散

していたようですが、ミクシィは今大変な人気のようです。


私を会員として入会させて下さった紹介者はかねて親しかったさんですが、これが結構面白い。

このサイトの皆様と同様、私の駄文を読んで下さった方がいろいろコメントを寄せて下さって、

中に「ガハハハ、これは面白い」といって下さる方もあり、ストレスが溜まったときのはけ口になります。


こんなことを会費無料でやって、この会社はどうして運営が続けられるのだろう、どうやって金を儲けられる

のだろうと思いましたが、このサイトは既に会員数が500万人を超えているそうで、広告でお金が儲かるの

だそうです。年寄りには、IT企業というと何となくいかがわしいのではないかという印象がありましたが、

私にも納得できました。これは金儲けとしては正攻法の一つなのです。

インターネットの検索サイトの「グーグル」と同様、世界中の人が見てくれれば広告の場としてお金が儲かる

のだということが理解できました。


さてこのミクシィがなかなか面白いのです。

どこに住んでおられるのか、お年がいくつなのか、ご商売が何か、闇夜の中手探りでお付合いする。

「今度一緒にお酒飲みましょう」といって下さる会員がおられる。全く知らない方に親愛感が持てる。

関西の方にお住いの(多分)若いお母様とやりとりする。不思議な世界です。


私はこちら「やっとこさっとこ」に書かせて頂く内容とは切り口を変えて、ミクシィと両方に書かせて頂く

つもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。皆様もミクシィにお入りになって、この面白い世界を

体験なさってはいかがですか。 
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