2006.8.3
この界隈の話



                                                                           増田 次郎


生まれてこの方の生活を振り返ると、最初の8年間は当時の満州国安東県(現在の遼寧省丹東市)。

次いで東京に来て東京市世田谷区太子堂に7年間。

学生時代、独身のサラリーマン時代を通じて野沢に14年。

大阪に転勤して吹田市千里山に4年半。

岐阜県中津川に、4年間の本社勤務を間に挟み、2回勤務して通算実に19年余。

東京に戻って定年を迎え世田谷区深沢に住むこと約20年。

ここ練馬でシルバーヴィラ向山グループにご厄介になって5年近くになりました。

合計すると私の現在の年齢と若干食い違いますが、ざっとこんな感じです。


練馬が晩年の住まいになったわけで、後何年生きるかわかりませんが、もしかすると世田谷には及ばない

までも中津川に匹敵する年数になるかも知れません。

練馬区からご依頼を受けたわけではありませんが、第三の故郷となるであろう練馬区のことを少し書いて

みようと思います。



悪いところを先ず書きます。

練馬区は夏暑く、冬寒いところです。多分23区内では最も暑いところではないでしょうか。

私がこちらに移ってきたばかりの頃、この土地の若い友人に暑いとこぼしたことがあります。

彼曰く「世田谷よりは暑いでしょう。しかし川越よりはずっと涼しいですよ。学生時代に川越に住んでい

た時は、夏ごとにあせもだらけになっていました」

(川越の皆様。余計なところでけちをつけるなとお怒りにならないで下さい)

もっとも私の八王子の友人は、八王子よりは増しなはずだと慰めてくれました。

世田谷は公園が多く、川も流れています。

水(石神井川くらいしか川がない)と緑(畑はたくさんあります)が少ないのが、練馬の暑さの原因かも

知れません。



夏の暑さを除けば、練馬は住みよいところです。

向山は住宅地で、皆さんお庭に桜を植えておられ、花の時期には随分目を楽しませて貰いました。

ここ土支田は来てから4ヶ月も経っていないので何とも言えませんが、畑が多くのんびり暮らせそうです。

光が丘公園に近く、ここには桜が多いので3月末から4月初めにかけて引っ越しの準備でこちらに来た時は、

バスの窓からお花見ができました。

このポルテドール光が丘のオーナー、岩城隆昌先生のお話では、光が丘公園(バード・ウォッチングに適し

たスポットがある)と石神井公園がお勧めだとのことです。

石神井公園は手前のボート池は詰まらないところだが、奥の方はすごくよいというお話しでした。

涼しくなったら出かけたいと思っています。


買い物には存外便利なところです。

近所に笹目通りがありますが、この道路沿いには家電製品の大型店のコジマや、家具・家庭用品の島忠など

大型店があり、引っ越し直後に必要な生活用具を揃えるのには便利でした。

また土支田通りには食品スーパーのライフがあり、食料品や台所用品の類は品揃えが豊富です。

地元の食品ディスカウント・ストアも多数あり、野菜など安く買えます。

ポルテドール光が丘の土支田通りを挟んだ向かい側には地元農家の野菜直売所があり、新鮮な野菜を売って

いますので千客万来の盛況です。


ただし書店はこの近所にはないようです。(近所のコンビニで買えるのは週刊誌ぐらいです) 

私はNHKの教育番組テキストを買うにも、光が丘ダイエーの4階にある書店まで出かけています。

また腕時計の電池が切れた時も、やむなく光が丘の時計屋に行きました。

また私の友人は宝くじファンですが、宝くじを買いに光が丘まで出かけました。


最後にポルテドール光が丘の宣伝をさせて頂きます。

私は岩城祐子先生のファンで、先生から誘われてここに来ましたが、ここに来て大変満足しています。

ここは客室が17室しかなく、家庭的な雰囲気で食事も美味しく住み心地は上々です。

土支田通りは車の往来が多いのですが、窓を閉めていれば室内は静かで安眠できます。

ポルテドール光が丘はバス停の真ん前にあり、交通は思ったより便利です。

現在7室しかふさがっていませんが、しばしば見学者が来られますので遠からず満室になるでしょう。

読者の皆様に入居して頂ければ嬉しいと思います。

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