2005.11.24
花ちゃんクラブの紳士淑女



面白おかしいことを書きたいと思いますが、なかなか適当な話がありません。

そこで私の周囲におられる方々と花ちゃんクラブを介しての、ピントの暈けた(私がピンぼけしているので、

皆さんがそのペースに巻き込まれている)おつき合いをご紹介して皆さんの顎をくすぐらせて頂こうと思います。


私の機械工学(奇怪口顎?)の大先輩Kさんは、

日曜に花ちゃんクラブでいつもご一緒する愉快なお仲間です。

年齢は既に八十台半ばを過ぎ、車椅子を使っておられますが、頭は衰えることを知らず、

巧まざるユーモアの達人です。

四国は徳島県内陸部のご出身。戦争中に既に技術者として活躍されたというご経歴の持ち主。

私のように口数の多い人物(孔子様は論語の中で巧言令色少なし仁といっておられます。

口の巧いやつにろくな奴はいないということ)とは違い、ときどき口を開き、その後ニヤリとお笑いになる。

まさに論語の剛毅木訥(意志が強く、飾り気がなくて、口数が少ない)仁に近しで、私とはえらい違いです。

昔(ちょっとひどいか)お生まれになった方なのに、

パソコンを駆使されてしばしば私の所にメールを頂戴します。独特な文体で昔話を披露されます。

年老いてなお衰えを知らず。私も後
10年ぐらいは惚けずに頑張らなければと思っています。

毎週日曜夜に開催されているシルバーヴィラ向山の花ちゃんクラブにご出席なされば、

Kさんの謦咳に接することができます。



シルバーヴィラ向山のファウンダーである祐子先生は余りにも有名な方で、講演会などでお話しをお聞きに

なった方が多いと思います。

先生は花ちゃんクラブのホステスで常に話題の中心におられ、その巧みな誘導に乗せられて(?)

私がきわどいジョークを飛ばすと「まあこの方は! そこまでお話しを落とさなければ本当によい方なのに。

お話しの最後に香(かおり)が付いてくる」とおたしなめになる。

この辺の阿吽(あうん)の呼吸はご出席頂かないとわかりません。

時にジョークを飛ばした方が心配になるほど、腹を抱えてお笑いになる。

先生は今でも疲れを知らぬタフガイ振りを発揮しておられますが、

そのタフさの源泉はこの明るいキャラクターにあると思っています。

女性ビジネスパーソンの草分け的存在で、雑誌へのエッセー執筆、さらには講演と八面六臂の大活躍。

本業では現在練馬区土支田に高齢者用マンションが工事中。

しかも「後
5年経ったら、どこかで居酒屋を開業してママをやるんだ」というのが口癖です。

私も長生きしたらその居酒屋に呑みに行きたいと思いますが、可能かどうか神のみぞ知るです。



本業はノンフィクション・ライターですが、自称ファンタスティック・プロデューサーの久田恵さんも、

不定期ながら花ちゃんクラブの構成員です。

久田さんも決してお若くはない(失礼)のですが、なにしろほかのメンバーは高齢者ばかり、

若手の私でさえ早七十七才。

ダントツにお若く皆彼女のことを「かわいい、かわいい」と常に賛美しています。

人形芝居パペレッタやアリスのお茶会など、

俗物の私は「飯が食えなくならないか?」といつも気をもんでいます。

彼女の周りには長い年月に集まったおもろい女性が大勢おられるようです。

アリスのお茶会は男子禁制で、私にはうかがい知れぬ乙女チックな雰囲気の集まりらしいのです。

ご興味をお持ちの方は、

恵さんのホームページ「花げし舎」
http://homepage2.nifty.com/hanagesisha/index.html

をご覧下さい。


我が畏友、島健二先輩については

この「やっとこさっとこ」で皆様おなじみのタレントですから、ご紹介を略します。


かく申す増田次郎は「花げし舎」のナンセンス・ポエム・ポエムに「腰曲が爺さん」の筆名で登場させて

頂いております。
私がいかなる人物かは、この欄に登場してから久しい年月が過ぎており、

皆様ご承知の通りけったいな男であります。

認知症を恐れること甚だしく、その前にあの世に移転したいと考えておりますが、どうなりますことか。


ほかにも男性女性、皆さんにご紹介したい方がおられますが、

今回はこれで終わり、次の機会に譲りたいと存じます。


読者で花ちゃんクラブにご出席をご希望の方は、

シルバーヴィラ向山の事務所、
03-3999-5416に電話でお申し込み下さい。


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