2005.11.15
靖国神社を参拝して




                                                                                                                  
                                                                増田 次郎
 

118日(火)に靖国神社に行って来ました。

当日は素晴らしい秋日和で、暑からず寒からず。大江戸線で飯田橋に行き、東京メトロの東西線に乗り換え

て九段下で下りて地上に出ました。

九段下から神社まで、覚悟はしていましたが距離は遠く、坂道は急でした。(年はとりたくないものです)



ウイークデイの正午近くでしたが、胸にリボンを付けたツアーの団体客が大勢お詣りしておられました。

大半の方はお年寄りで、お土産の袋を下げて楽しそうに歩いておられました。



団体客以外にTシャツ姿の若い男性の二人連れが参拝しておられました。

こんな時間に参拝されるのは学生でしょうか。若いご婦人も何人かお見かけしました。

若い方々が靖国神社に参拝しておられるのを見て、私も来てよかったなと思いました。



私もほかの参拝者と一緒に拝殿前に立って、柏手を打ってお詣りしました。

今考えてみると、お詣りをしたとき何を祈ったかよくわかりません。

これまでお正月にほかの神社に初詣をした時も、具体的に何かをお祈りしたことはありませんでした。

信仰心のない男だと笑われるかも知れませんが、世界の平和を祈るとか、国のために戦死された方々に

感謝をするとか、具体的な目的も意味もなしにただ頭を下げただけで帰ってきました。

とはいえ、頭を下げただけでもその値打ちのある参拝だったと思います。

疲れたけれど、すがすがしい気持ちで満足しています。



さて9日の産経新聞に、韓国のサッカー議員連盟が靖国神社に参拝した日本の議員は韓国に来ないでくれ

といわれ、日本の議員は全員訪韓を取りやめたという記事が掲載されていました。

また韓国大使館が参拝した議員の名前を教えてくれと靖国神社に言ってきたそうで、産経新聞で大使館に

どういう趣旨なのか確認しようとしたところ、断られたと書いてありました。

靖国問題をほじくり返せばほじくり返すほど、

ますます日本の嫌韓意識が高まることがわからないのでしょうか。

折角ヨン様などが韓流ブームを起こしているのに、日本国民の嫌韓意識をかき立て、

観光客に来るなと言っているようなものだと思います。


かつて何度か韓国青年と酒席をともにしたことがあります。

実に礼儀正しく、誠に好感の持てる人でした。

私の友人の教え子でしたから、先生の友人ということで私にも敬意を表してくれたのかも知れません。

この国の人たちと仲良くできないのは本当に残念なことです。


韓国の現政権は反日、反米、親中、親北朝鮮に徹しているようです。

それが韓国の国益につながると思っているのでしょうか。

私の祖国ではないのですから、何を考えようと何をやろうと、われわれには関係のないことです。

しかし隣国が日本を嫌うことはわが国にとって決してプラスにはならないので、

ただため息をつくばかりです。

同じ日本の植民地だった台湾と比較すると、全く正反対なものの考え方はどこから来たものでしょうか。



中・韓・北朝鮮の3ヶ国は日本を軍国主義国だと攻撃しています。

民主主義国である韓国を別にすると、

ほかの
2ヶ国は一党独裁の政治体制を敷いており自由な言論は認められていません。

反日運動も全て政府が主導したものだといわれています。


韓国は民主主義国ですが、反日・嫌日でほぼ全国民がまとまっているようです。

もっとも親日派がいても、隠れ親日派でいなければ身の安全が確保できないのかも知れません。

どこの国でも近隣のお国とはなかなかうまく行かないのが普通のようです。


靖国神社には朝鮮半島出身の英霊も祀られていると思います。

死後の世界まで政治、国益が追いかけてくるのはどうかなと考えさせられました。


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