2005.6.10
またまた石の溜まる話

                                                                                                   増田 次郎

金の貯まる話ならよいのですが、またまた体内に石の溜まる話。

大阪弁で「儲かりまっか?」という挨拶言葉がありますが、私の場合貯まるのは

マネーでなく石ばかり。よって返事の言葉は「さっぱりあきませんわ」であります。



200311月に切腹して大量の膀胱結石を取り出し、同時に膀胱に穴(膀胱ろう)を

開けてそこからカテーテルを通して排尿しています。つまり男性のシンボルは全く

お役ごめんになっているわけです。このカテーテルは人体にとっては異物なので、

これが災いして膀胱内に石が溜まるのだそうです。



前回の手術からわずか1年半でまたまた直径2cm以上の石が個、1cmクラスは10数個

溜まっているのがレントゲンに写っており、いろいろ先生と相談しましたが切って取

り出すことを強く勧められました。

放って置くと膀胱に入っているカテーテルを詰まらせたりして、腎臓にまで悪影響が

および、ついには透析が必要になる恐れありと先生にいわれ、諦めました。



なまじ命があるばかりにまた手術とは情けない。

一番心配なのは1年半ごとに手術をしていると、
80才までだけで二回手術をする勘定

になります。冗談じゃありません。私は
80才ではまだ死にそうもありません。

これから先は手術をするために生きているようなものになります。

手術して縫うたびに膀胱が段々小さくなるそうです。

それでは死んだ方が増しになります。

そこでいろいろな方に泣き言を言っていたら、いろいろ教えて下さる方がありました。




クランベリージュースが効果があるという話を聞きました。

インターネットで調べると、米国では膀胱炎の予防にクランベリー・ジュースが効果

ありというのは常識だとありました。

酸っぱくて美味しいものではありませんが、
3回に分けて毎日約250ml飲んでいます。



緩下剤の「カマ」が効果ありとのことで、内科の先生が処方して下さって服用してい

ます。これは下剤なので外出するときは非常に危険です。

下手すると「運の尽き」(うんの付き)になります。



後は水分を沢山とることだといわれ、仕方がないからお茶(どくだみ茶)をがぶがぶ

飲んでいます。

読者の皆様にお願いをしたいのですが、何か石が溜まらなくなる、よい民間療法はない

ものでしょうか。石が溶けて体外に出てくれると一番よいのですが、そんなうまい話は

ないものでしょうか。



69日に手術をすることになっています。

命には別状ないと考えていますが、何とかこれを最後の手術にしたいのです。

是非皆様からいろいろお知恵を拝借させて下さい。


何せ貧しい年金生活者ですから、お知恵を拝借してもとても莫大なお礼が出せるわけが

ありません。かわいそうな老人に格別のご助言を賜りますよう、伏してお願い致します。



手術後は2週間近く入院しなければならないようです。

この記事は
610日ごろこのサイトに掲載して頂けると思います。

万一これで私があの世に転居した場合は、この拙文が絶筆ということになりますが、

これは残念ながらあり得ないこと。

私のような悪党はいつまでも浮き世にとどまり、迷い続けることになると存じます。

またまた浮き世に戻れば若干日数の余裕を頂き、退院のご報告として再び怪しい世迷い

言をつづらせて頂きます。では皆様ご機嫌よう。
                    
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