2008.5月17日
味をしめたか財源確保




「あれ、味をしめたのよ」鍼灸師は話す。坐骨神経痛の治療を受けながら鍼灸師の意見を聞く。

この鍼灸院に通うのはお年寄りが多い。それはお年寄りの声でもある。

鍼灸師の彼女は介護保険料の徴収がうまくいったことに味をしめて今度の制度が出てきたのではないかと

推測するのである。核家族化が一段と進み、そして少子化、高齢者をどう支えていくかは誰しもが抱える

不安である。消費税のアップも慣れたころ介護保険料の導入あり、そして今度は後期高齢者医療保険料。


この制度の決定年月日は4月1日。年金額220万の父には月額約1万円、年金額100万足らずの義母に

は月額3300円納入通知書が来た。今年1月に亡くなった母の元にも月額3300円の通知書がご丁寧に

も届いた。「死んでも払うの?」天国で母は苦笑したのではないだろうか。

亡くなった母にこんな通知が来るとはけしからんと亭主は保険年金課に電話をしたら、間違って徴収されな

いようにお知らせしましたと電話口の彼は非を認めなかった。

その後、誤って送られた通知書のことが報道されていたが、あの時の対応は何だったのか。


4月半ば独り暮らしの父が家で転倒し、後頭部を打って出血しているのを発見した。

救急車はすぐさま来てくれたのだが受け入れ病院を探すのにやはり容易でなかった。

やっとのことで救急医療を受け、翌日近所の病院で診てもらうように指示された。

翌日、老いて怪我をした病人を動ごかすのは大変だが言われた通り行動した。その晩から高熱が出た。

そこで診て頂いた病院へ電話すると、救急で運ばれた時の様子が分からないから救急病院へ再度行くよう

に言われたのだ。しかたなくその病院に電話すると、救急で来ても救急のことしか出来ませんからと言う。

いいよ、いいよと痛みと熱で動けず苦しむ父をどうすることも出来ないで一週間すごした。

少し歩けるようになって近所の病院でCTを撮ってもらった。すると左硬膜性下血腫と診断され、2週間

後にMRIを撮るように言われた。

怪我をして4週間後、左硬膜性下血腫の量の増加はなく、しばらく様子を見てとのこと。

父も元気になりひとまず一安心。


保険料の徴収もさることながら、安心につながる医療体制が必要ではないのか。

高齢者イコール長期入院ではないと思うのだが。

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