2008.1月16日
石油高騰の折
「女性だと、けっこうやられるんですよ」。車検となる亭主の車を取りに来た男性が言った。
石油高騰の折、石油を売ってもそれほど利益は上がらないようで、スタンドでは他のサービスで利益を出
したいのだ。だからメカに弱い女性はターゲットになるらしい。
まさにターゲットとなった私のメカ音痴もいけないが、とにかくしゃくにさわる。
あの日、給油をしにガソリンスタンドに入った。車の窓拭きと「点検しましょうか」は、スタンドマンの
サービスの一環である。エンジンルームを覗きスタンドマンはウインドウオッシャー液が足りないと言っ
てきた。家で補充も出来るが、ここはお願いしようとうなずいた。と、エンジンオイルが汚いとタオルに
付いた汚れを見せた。そして交換してからもう10ヵ月も経っていると日付を指し示し驚くのである。
あと4ヵ月後に車検だからその時にとさりげなく断ってみたが、こちらの意向を受け入れる気配はない。
仕方なく交換することに。と、今度はミッションオイルも汚れていると言ってきた。
一日でも、一刻でもはやく交換しないと危ないと言うではないか。
「ちょっと待って、亭主に電話で聞いてみる」と、亭主の携帯に電話するが、こんな時に限って電話が通
じない。「これで走るつもりですか…」と、スタンドマンに難しい顔をされ交換に踏み切った。
家に帰り、事の事情を話すと、「言われるままに取り換えるなんて」と亭主に怒られた。
原油高騰。経営に行き詰まりガソリンスタンドを閉めるスタンドも出ている。
閉めるにも費用がかかるということで、泣く泣く赤字経営でまかなっている店もあるという。
あのスタンドで給油時、あのスタンドマンを見るといまだに腹が立つ。
しかしこんな社会状況が彼をそうさせているのかも知れないと考えると、彼に同情的にもなるのだった。
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