立て直し 審議会            

「財団法人日本相撲協会にもカルロス・ゴーンが必要な時期かもしれない」なんて気がしてます。個人的には格闘技といわれるものの中で相撲は最高だと思っています。
何が最高かというと、それはルールです。
「円の外に出たら負け。足の裏以外が地面についたら負け」
あとは「殴る蹴るなどのラフプレーはいけないよ」ぐらいで充分だ。
正式には色々細かい事が決まっているのだろう。
でも上記を知っていればやるのも見るのも不自由しない。
ボクシングもレスリングも、そして柔道も。
ちまちま採点して、何ポイントとったとか、併せて一本とか、どうもすっきりしない。
それに引き換え相撲は素晴らしい。
どこの国で生まれ育った人でも三番ぐらい見せたらすっかり判るんじゃないかな。
もちろん審判(行事)泣かせの場面もあるけど他の格闘技より審判への疑惑は圧倒的に少ない気がする。そんな素晴らしい国技が衰退を見せている。
能や歌舞伎のように御上の保護を当てにするのか、プロレス・K-1の線で行くのか。
新弟子が国内では集まらないような状況では二頭追うことは正に虻蜂とらずとなる。
それで冒頭のゴーンが必要か、なんて思ったわけです。
今までのコラムから推測するに「おばさん」にはプロレス・K-1路線は嫌われるだろうな。
でもこれだと「女は土俵に上がらせない」なんてこと言わなくなるよ。
それどころか女性に相撲をとらせるかもしれない。
(説得力ないな)
泉流何とかのようにおかみさんに頑張ってもらってマスコミを引き付ける。
やることは伝統を守る。つまり世襲を重んじる。
そうなると若貴の子供に期待することになる。
それまでのつなぎが大変だな。
(やっぱりゴーンに頼もう)
                                                         MATSUMOTO,Shozoさんより




          相撲よ何処へ

「貴乃花の引退に想う」は全く同感です。
六場所制は力士生命を短くしますし、外国人力士の無定見な増加は「何処の国の相撲か」とつまらなくするばかりです。さらに、横綱審議会も無用なかつ有害な存在かと思います。貴乃花は協会と審議会に無理やりに辞めさせられたと思います。彼のような国民的英雄・人気者は特別扱いで良いではないですか。本人が納得するまで十分に治療、回復を待ち、ダメなら本人が自発的に引退したでしょう。何も詰め腹を切らせるような必要はなかったと思います。あれ以来私は相撲の中継を見ていません。
                                                                                                                                                  島 健二さんより    目次へ