えこし通信 10+2号(通刊12号)

小特集
女性詩人○疾風怒涛のただ中へ
Sturm und Drang

2007年4月15日 発行
発行所えこし会  発行人中村文昭
編集 鯉渕史子
A4判・28頁

    小特集 女性詩人○疾風怒涛のただ中へ

     
    中村文昭の文学空間
            女性詩人○疾風怒涛のただ中へ
        Invitation List  ....中村文昭
        ....クリハラ冉  ....鯉渕史子  ....林花子


    詩作品 井坂洋子 クリハラ冉 田村一行 中右史子
      





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*EKOSI Tusin 10+2 Impressions*
*えこし通信10+2号に寄せられた感想文です



*M・Aさん(詩人)
 表紙の画がすべてを語っているようです。“猫”の姿もよいですね。


*Y・Yさん(詩人)
 座談はとてもおもしろかったです。四つの軸に分けて詩人を語る…
 なるほど、と感心するところ、ん?! この詩は、こっちの軸じゃないの? と思わず反論したくなったり、楽しませていただきました。
 左川ちかという詩人を知らないのでまた読んでみたいです。


*T・Tさん(詩人)
 p26の「自分と他者との垣根を取ったことは思想にならずに暗喩になる」という視点はとても現代詩的だと感じました。他の場所で言及されている「意味」への非解放とも重ねて考えれば詩的効果としてよく理解できます。そして生と死の問題については、逆に小林秀雄が好んで述べていた「生活が思想」という具言に近づくのでしょう。まさに「生活詩」の増加はそのような現象とも考えられます。これは必ずしも実感軸ではなくウルトラ化の問題なのでしょう、そのうえで「ポエジーの思想」を信じることは真の文化なのだと思います。…


*F・Mさん(詩人)
 詩の勉強がこんなにもスリリングで楽しいものかと、共同研究の現場の息づかいをすぐ隣りで感じながら拝読致しました。…


*S・Rさん(詩人)
 …詩がなかったら私は生きられなかった!というのが実感です。死んでも生き続けることができる詩が書きたいです。
 史子さん、あなたの遺言という詩を読んで強く、そう思いました

 吉原幸子・吉行理恵さんとは、長いおつきあいがあり、理恵さんに関しましては、亡くなる寸前まで、お手紙を頂いていました。そこで、座談会が、いっそう、興味ぶかく、拝見することができました。


*S・Sさん(詩人)
 とても広い視野で皆様の充実さが伝って来て感動して居ります。いつか川田絢音の詩を、と期待しています。

 永瀬清子の名前が沢山、出ていて、うれしいです、私から見た永瀬先生の世界は、実感ばかりではなく、抽象性、シンボリック 評論的で、恋愛にも深いものが、おありか、と思います。


*W・Mさん(詩人)
 まだ届いたばかりなので詩作品しか拝読していませんが田村一行さんの「目覚めの人」、中右史子さんの「手―遺言(五)」がとても惹きつけられる作品でした。特に中右さんの詩の「いいかい。よくみておいで。/いま みせてやるから。//こうやって死ぬんだ。//わかるだろ。/ようくおぼえておいで。//ほんとはそのことを 私だけは 知っていた。」の部分は衝撃的ですごい詩だと思いました。






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