装芸画

渡邊光彩 装芸画


渡邊光彩(わたなべこうさい) 装芸画(そうげいが)渡邊光彩(わたなべこうさい)

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装芸画(布象嵌) Cloth Inlay Art

渡邊光彩

装芸画とは、日本昔から掛軸を作る時に使われてきた表装の技法で描いた絵画です。

素材は布地と和紙です。布地は天然繊維、絹、木綿、麻などが適しています。化学繊維は歴史が無いからです。日本の表装の技術を使い、布の裏に和紙を表装用糊で張り合わせます。これを「裏打ち」といいます。それぞれ素材の布ごとに裏打ちを行います。

下絵はトレースの紙に描きます。それを土台になる布にインクの出ないボールペンで下絵を写し取ります。土台の布にはめ込む色を合わせ敷いて特殊な三角刀で切り取ります。必要な形に切り取った布をはめ込んで裏から和紙のテープで繋ぎ合せ、象嵌していきます。この絵の特徴は布が重なり合っていないことです。この作業が終わったら、今度は石粉入りの分厚い和紙で絵の裏側を貼り合わせます。この作業を「総裏打ち」といいます。

総裏を打つことで皺がなくなった絵を、木枠にベニヤ板か、または軽いプラダンを貼り付けてその上にアクが出ないように和紙で袋貼りをして、その上に貼り付けます。

以上のような布象嵌技法を使って、自分の世界を表現しております。だいたいテーマは『気』です。介護で弱っていた身体は軟気功を習得することで元気に回復しましたので、元気の元、「気」がいつも頭から離れません。気をイメージしながら創作を楽しくやっています。

光彩

「グルニエ公園」スペインにて



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